中国で豚肉価格が暴落、飼料は価格上昇で生産者が苦境に | 如月隼人のブログ
2018-03-15 14:09:10

中国で豚肉価格が暴落、飼料は価格上昇で生産者が苦境に

テーマ:政治・経済
中国では全国的な豚肉価格の暴落と飼料の価格上昇で、生産者が苦境に陥っている。

豚肉生産業界の情報サイト「猪網」によると、外三元と呼ばれる雑種豚の出荷価格は3月13日現在、全国平均で1キログラム当たり前月比15.8%下落、前年同期比28.8%下落の11.13元に低下した。一方で、飼料であるトウモロコシは1トン当たりで前月比5.4%上昇、前年同期比7.8%上昇の1831元に達した。

また、中国に31カ所ある省(含、中央直轄市、民族自治区)で、3月14日現在で豚肉出荷価格が上昇傾向を示す省はなく、甘粛、寧夏、山西、北京、浙江、海南の6地域で横ばいである他、残りの25地域では価格が下落しつつある。

中国政府は豚肉の価格安定のために、値下がり時には購入して冷凍保存し、値上がり時には市場に放出している。13日には1万トンの購入が発表されたが、猪網は豚頭数に換算して約11万7600頭程度にしかならず、大規模食肉関連企業の1日の取り扱い量にも満たないので、価格下落を食い止めることは不可能との見方を示した。

猪網によると、2018年には春節(旧正月、2月5日)を過ぎてから豚肉の急速な価格下落と飼料の値上がりが発生したため、生産者の大部分は赤字状態になった。ただし、それまでコスト削減に努めてきた一部の業者は、一定の利益を出しているという。

猪網は、2015年下半期から2018年に価格の下落が発生するまでは養豚業者は長期にわたり利益を出してきたと指摘。その時期に投機的な思惑もあり新規参入した業者は業界から離れる動きを示すはずで、結果として生産量が減れば豚肉価格は回復するはずと主張。従来からの業者がこれまで蓄積した利益を使って耐えることができれば、再び好況を迎えることができるはずと分析した。(編集担当:如月隼人)


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