ドイツ学術誌が掲載論文107作を偽造として取り消し すべて中国からの寄稿 | 如月隼人のブログ
2017-04-23 07:13:02

ドイツ学術誌が掲載論文107作を偽造として取り消し すべて中国からの寄稿

テーマ:社会

新華社によると、ドイツに本拠を置く世界的学術関連出版社のシュプリンガーは21日までに同社が発行する「Tumor Biology(腫瘍生物学)」に掲載された論文計107作を取り消すことを決めた。すべて中国からの寄稿で論文作者や推薦人が同一だったため、偽造論文と判断した。


シュプリンガーは2015年にも中国から寄稿された論文64作を撤回した。中国側も調査を行ったが、寄稿者や推薦者が実在の人物であっても論文や推薦文は同一のメールアドレスから送られており、第三者が論文を送りつけ掲載を働きかけていたことが明らかになった。


「Tumor Biology」が2012年から16年にかけて掲載した論文について改めて調査した結果、2015年と同じ手口が107件見つかったという。


シュプリンガー側は、2015年の問題発覚以降も有効な防止策を取っていなかったことを認めた。


研究者にとって、自らの論文が専門誌、とりわけ国際的に評価される専門誌に掲載されることは学術界で研究成果が評価されたことを意味し、掲載を重ねることは「出世」にも直接の影響が出てくる。中国では以前から、論文を偽造し投稿の働きかけを行う業者が存在するとして問題になっていた。(編集担当:如月隼人)


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