台湾・蔡英文新総統の就任演説全文(第7回) 経済交流、重視の順はASEAN・インド・中国 | 如月隼人のブログ
2016-05-22 10:02:37

台湾・蔡英文新総統の就任演説全文(第7回) 経済交流、重視の順はASEAN・インド・中国

テーマ:政治・経済

 蔡英文の就任演説で最も注目されたのは、対中関係についてだ。就任演説ではまず経済分野を語り、東南アジア諸国連合(ASEAN)とインド重視を強調した。その上で、中国に対して地域の発展に共に参画をと呼びかけた。さらに、大陸と台湾の平和が重要と強調し、台湾は団結と民主主義によって対外問題に対する立場を決めると論じた。

 新政権が負わねばならない第4のつとめとは、地域の平和安定と発展、および(台湾海峡)両岸の問題を打倒に処理することです。過去30年間はアジアだけでなく全世界がいずれも、もっとも激烈は変動期にありました。そして世界全体と地域の経済の安定と集団としての安全が、各国政府にとってますます切実な課題になりました。

 

 台湾は(周辺)地域の発展において一貫して、欠かすことのできない鍵となる役割でした。しかし近年になり、地域の情勢は急速に変動するようになりました。台湾がもしも、自らの実力と切り札を上手に使わず、地域の実務に積極的に参画しなければ、取るに足らない存在になってしまうだけでなく、疎外されてしまい、未来に対する自主権を喪失してしまうかもしれないのです。

 

 私たちにはリスクがあります。しかし同時にチャンスもあります。台湾の現段階の経済発展は、地域の中で多くの国と密接で相補的な関係にあります。

 

 経済の新たな発展モデルの樹立に努力すれば、アジア、さらに太平洋地域の国との協力を通じて、未来を形成する方策を共に形成して地域の経済を、刷新し構造調整し、永続的に発展させることができます。積極的に貢献することで、さらに地域内のメンバーと、緊密な「経済共同体意識」を打ち立てることができるのです。

 

 私たちは他の国と資源、人材、市場を共に享受し、経済規模を拡大し、資源の有効活用をせねばなりません。「新南向政策(新南下政策)」はこのような精神を立脚点にしています。

 

 私たちは科学技術や文化、貿易など多層な面にわたり、地域内のメンバーと広い交流と協力ができます。特に東南アジア諸国連合(ASEAN)とインドとは多元的な関係を増進していきます。

 

 そしてここに、私たちは対岸(中国大陸)と、地域の発展にかかわる問題について、共に参画していきたいと願います。率直に意見を交換し、さまざまな協力の可能性を追い求めていくのです。

 

 経済を積極的に発展させることと同時に、アジア太平洋地区の安全情勢はますます複雑に変化しており、さらに両岸関係は地域の平和と集団の安全を構築するための重要な一環です。この安全構築の進捗で、台湾はひとつの「平和の確固たる擁護者」であります。積極的に(問題に)参画し、絶対に引きこもりません。

 

 私たちは力を尽くして、両岸関係の平和安定を維持します。私たちはさらに、内部の和解の促進に努力し、民主メカニズムを強化し、認識を凝縮させ対外的な一致した立場を形成します。(編集担当:如月隼人)

 

関連:
台湾・蔡英文新総統の就任演説全文(第6回) 司法改革でも「全員参加型」を強調

 

参考:
蔡英文520就職演說全文(中国語)

 

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