身分不相応

テーマ:

調子に乗って飲んだくれ

押し込められたタクシーで

運転手に口説かれて


何だか色々

どうでも良くなり

アドレスを教えた


ちょっと待って下さいよ

アナタ、私を口説くぐらいなら

ちょっと外に出なさいよ、と


運転手と路上に並ぶ



私はね

決めてることがあるの


次に恋する相手は

兄さん以上の人にしようと




そんなこと

好きになってしまえば

全部関係ないって知ってるよ


だけど思ってしまったの

私と並ぶ彼が

私と同じ程度の目線で

私と同じような肩幅で

華奢な腕を持っているのを見て



兄さんは、こうではなかったと



あなたは私より遥に目線高く

肩幅広く

逞しい腕を持ち

その優しい目で笑っていた




そう思っちゃったら

もう

無理じゃないの









私はあまりに良い男を見付けてしまった




もうランクは落とせないよ