「スイミング・プール」のフランソワ・オゾン監督の最新作。

主演はメルヴィル・プポーで、癌を宣告された若いカメラマンが、どう日々を過ごすか、という内容を淡々とつづった映画です。

病気を題材にしているけど、お涙頂戴的な展開が無かったのは良かった。主人公の俳優さんは、かっこいいんですけどちょっと微妙というか崩れた感じで、一歩間違えば嫌な奴なんですが、何故か観ている間に自然に感情移入してしまうというか。

暗くて重いテーマを扱っているし、救いのある話でもないんですけれど、見終わった後それほど沈んだ気持ちにはなりませんでした。主人公はゲイという設定なんですが、相手役の人もちょっとキュートな感じでした。

それにしてもフランスは性に対して寛容ですね。同性愛者ということが両親の公認だったりして。なんかそんなことを思った。