連休中に読み終えた本が2冊。
本屋大賞にノミネートされた作家さん
鎌倉うずまき案内所 青山 美智子著
初めて読む作家さんですが
友人と同姓同名なので
ワクワクしながら読み始めました!
鎌倉の街中に
突如現れる3次元の(案内所)
歩む方向を見失った時に
進むべき道のヒントを与えてくれる場所?!
物語の中では
三次元の場所として描かれていますが
案外、気に留めていない!というか?
本当は身近にある言葉なのかも?
なんて思いながら、あっという間に読み終えてしまいました!
まだ、1冊目で
作家さんの癖?思考?等
未知の部分が多いので
次の作品も探してみようと思います。
2冊目は
Nのために 湊 かなえ著
湊さんは大好きな作家さんの一人ですが
この作品も
読み応えがあって、考えさせられるところが
いっぱいありました!
丁度(川口のDVによる殺人事件)が
発覚した時期と重なり
先月、海友さんが亡くなったこともあり
暴力が成長における影響等を
深く考えさせられました。
殺人は絶対!許されることではありませんが
そんな事ができる人間になってしまうまでには
どんな葛藤や苦しみが?!
この本の登場人物たちは
心の痛みも加わって
痛みを感じなくなってしまうまで
痛めつけられる!
家庭という密室で起こるDV
周りの人たちが手を差し伸べるには
いくつもの壁が立ちはだかり、、、、。
社会の闇を覗いてしまったような嫌悪感。
すぐ近くに
暗い目をした人が
いるのかも知れない、、、、。
自分さえ良ければ!ではなく
無力でも
痛みがわかる人でありたい、、、、。
こんな、穏やかな場所で景色をを楽しめる事に感謝。
