朝晴れエッセー(二人のお花見) | amimamaのブログ

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ゆったり流れる日々の中にある 小さな幸せ!!

 

 

 

 

 

新聞の(朝晴れエッセー)の欄に

 

投稿されていた、79歳の女性の(二人のお花見)

 

 

桜が満開の時期。

 

お昼ご飯のお米を研ぎながら

 

ふと思いつく。

 

(ご飯が炊き上がったらお弁当を作って公園でお花見しよう!)

 

公園の中にある桜の木の下に

 

ビニールシートを広げ

 

見事な桜の花を見上げながら

 

ご主人と一緒にお弁当を食べ始める。

 

今年迎えた、結婚60年。

 

散って行く花びらを追いながら

 

走馬灯の様に、過去のことを思い出し

 

段々、、現状と重なり

 

老いて行くことの辛さや悲しみを実感してしまう。

 

その時

 

(いいお天気の中、お二人でいいですわね〜)

 

と、ママさんテニスの人たちから声をかけられ

 

一転して、気分は華やかに〜

 

いつの日か、今日のお花見が懐かしい思い出として残る事を

 

願っている。

 

と結んでいました。

 

 

 

結婚60周年と聞いただけで

 

気が遠くなりそうですが

 

エッセーの中から読み取れる

 

ご夫婦で助け合って

 

老いを受け止めながら生きて行く様子が

 

ちょっと、切なくて、哀しくて

 

それでも

 

凄く素敵!だな〜と思いました。

 

60周年は我が家は迎えられないと思うけれど

 

なんの変化も無い、老後の淡々とした日々を

 

二人で助け合って、健康で

 

なるべく笑顔で過ごしていたいな!と

 

小さくて、大きな希望を頂きました。

 

ありがとうございます。

 

 

裏木戸の入り口に咲く(ジャーマンアイリス)

 

ご近所さんが株分けして下さったお花が

 

今年も、見事に大振りの花を咲かせています。