先日、YouTubeで活動されている方がいらっしゃるので、ご紹介をしたいと思います。

 

 今日紹介した葛西氏は、国連や市民運動を通じて共同親権を訴えている方です。離別しても、親子が自由に面会できるよう取り組まれています。

 子供を連れ去られると、民法799条の「子供との面会は、双方が話し合って決める」という条文に阻まれてしまいます。

 Youtubeの歌を通じて、共同親権への思いと子供への思いを伝えていますので、一度見ていただけたらと存じます。

 

 本ブログも共同親権に関する話がメインとなりましたが、上川法務大臣になり、家族法研究会でも国会でも議論が進むようになりました。

 日本で離婚をした場合、親権者をどちらかに決めなければなりません。親権者欲しさゆえに、偽装DVや子供の連れ去りを行い、子供の心を傷つけてしまうと現実が起きています。

 母親の第一原則を悪用すれば、裁判所が不問とする運用も拍車をかけています。

 

 民法799条の親権に関する条項の前提は、双方の良心があることを前提に書かれていることです。離別することは、双方の良心がないことですから、法律によって看護親の権利と義務・非看護親の権利と義務(というより親権は双方に与えるべき)・子供が持っている権利を明確化し、紛争を減らしていくことではないのでしょうか。

 

 法律専門家は、一過払い金やB型肝炎訴訟の案件が減り、離婚・親権の紛争へとシフトしています。

 定型的案件で、儲かればいいといった考えで「子供を連れ去る」・「偽装DVを主張させる」といった指南をする人も出ている始末です。

 良心によって親権制度を保てなくなった現在、規制は法によってゆだねるしかない、そのように感じております。