俺はある日、変な夢を見た─────




テテンッテン!テテンッテン!

テテンッテン!テテンッテン!






分身だァーッ!!

Wow~ wow~ wow~ wow~…

気力だァーッ!!

Wow~ wow~ wow~ wow~…

カナヤ「………」





カナヤ「はっ、俺が二人…?いや、自分も含めると三人か…」

カナヤ2「そうだ。俺はお前で」

カナヤ3「僕もあなたです」

カナヤ「意味不明なんだけど…」





カナヤ2「そんな事よりも早く準備しろ、カナヤ。セイバーさんが待ってるんだからな」

カナヤ「準備?」

カナヤ3「いいから行きますよ。僕達に付いてきてください」

カナヤ「あ、あぁ…」





カナヤ(俺は何するんだ…?)



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スタッ

カナヤ2「連れてきたぜ、セイバーさん」

カナヤ3「遅くなって申し訳ないです」

セイバー「5分遅刻だぞ、カナヤ」





セイバー「遅くても集合時間の5分前に来るのが大人のマナーだぞ」

セイバー2「その通りですよ」

セイバー3「アロハ~🎵」

カナヤ(セイバーさんも3人いるし…)





セイバー「カナヤ、何だそのヘタレっ面は。私に会えてうれしくないのか?」

カナヤ「いや、別にそういうわけじゃ…」

カナヤ2「よっ、セイバー2さん。会いに来たぜ」

セイバー2「私も会いたかったです」

カナヤ3「元気でしたか~?」

セイバー3「もちろんだ🎵一週間前にハワイに行ってきたばかりだけど」





カナヤ「セイバーさん、俺達を呼んだ理由は何です?皆目見当がつきません…」

セイバー「そんなの決まっているだろ…」

カナヤ「えっ…?」





セイバー「………」





セイバー「み、みんなでイチャラブするんだ…!わ、わかったか…!?」

カナヤ「………」





カナヤ(これは俺が悪いのか、セイバーさんが変わってしまったのか…一体どっちなんだろうか…)



「変な夢を見た②」へ続く。