2023年3月20日(月)
体力作りのために、飛び石連休を利用して、十和田に流鏑馬レッスンに来ています。人混みが怖いので、平日に移動しているので、レッスンもこれが最後。このレッスンの後、帰京します。
午前中は飛に乗りましたが、午後は蘭(ラン)ちゃんです蘭ちゃんもスーパーホースです
可愛い顔とお名前ですが、男の子(セン)です蘭ちゃんに乗るのは2019年にレッスンで乗った1鞍のみ。約4年ぶりとなります。
4年前のブログ記事
走路を常歩、速歩。風が強い日だったので、走路の横の畑のビニールシートがワサワサしていて、午前中、ビビりな飛は結構物見をしていました。なので用心しながら馬の様子を確認します。問題なく落ち着いていたので、駈歩。そして弓を持って素馳せ。駈歩になるとソワソワして走路にテンション高く突っ込もうとするので、一旦停止させてから駈歩をします。4年前に1度乗ったきりの蘭ちゃんなので、先生に確認します。
「先生、この乗り方で合ってますか蘭ちゃんは待機馬場から爆走して走路に入って行く子、と言うイメージがあるのですがそう乗った方が良いのでしょうか」
「せっかちで走りたがりますが、乗り出しで抑えているのは良いことですよ。走り込み乗車はさせない方向で乗って行ってください。」
走り込み乗車禁止
あ、コレで良いんだほっとします
蘭ちゃんは頭が良く、人の思考を先読みする子です。なので、流鏑馬走路に向かう時は丁寧に誘導しないと「僕知ってます駈歩ですよね」っと走路に走り込んでスタートしてしまいます。それをニンゲンの指示が出るまで待たせないと、「馬なり」で走路を走ることになります。でもね、あんまり焦らしても行けないし、塩梅が難しいです
蘭ちゃんが焦ってワサワサするのをしっかりと抑えて、でも抑え過ぎると
蘭ちゃんのお尻がジリっと曲がります
なので、停止の時間は0.5秒
それ以上だと我慢できなくて爆走スタートになってしまいます難しい〜
一度は隣の畑にいた鳥にビックリして「ブヒっ」っと鳴いてからスタートしたので、抑えてスタートに戻して再スタートを切ったら、「焦らされた」と思ってしまったのか、より一層爆走スタートになってしまいました
先生は「スピードが速くなったと言っても、中級の適正スピードだからビビらず撃って行こう」と言ってくださいますが、ビビって撃たなかったのではなくて、馬が興奮しているのかなと思って撃たなかっただけなんですが。。。でも蘭ちゃんのスピードはいつもこんな感じなんだそうで、気にせず撃って行って良いとのことです
社長先生とも話しをしていたのですが、馬にもいろいろなタイプの子がいて、「1+1は」と聞くと「2です」と即答する子。「え。。。と2」「うんと。。。分かりません」。反応速度は様々です。月子ちゃんや蘭ちゃんは「1+。。」と言った瞬間「2」と叫んで走り出すタイプ
なので、今度はフェイントかけることにしてみます。いつも右手前で走路に入るのですが、待機馬場から走路を素通りして走路の向こう側に行き過ぎてからの〜(ここで蘭ちゃんが「」ってなっているのを楽しみながら〜)左手前で走路に入って0.5秒停止させてからの〜
2÷1は〜
はいっっ、スタート
「2ーーーーー」「結局2じゃんーーー」「騙されたーーーーー」
蘭ちゃんの心の叫びが聞こえました
2の的まで手綱を持ってコントロールして、4の的をゆっくり狙います
良い感じで当たります
次がラストだったので、次はいつもと同じコースで行きますが、蘭ちゃんはもう疑っているので、ソワソワしながらも、ちゃんと問題を聞こうとします。
2✖️1は〜
0.5秒停止、はい、スタート
「2ーーーーー」
蘭ちゃん、賢いね〜楽しいねえ
楽しく爆走して4の的を良い感じで当てて、この遠征レッスンは終了です
蘭ちゃんを馬装解除してお手入れして、馬房に戻して。私も弓をロッカーにしまって、着替えて。この日の最終のJALで帰京しました。久しぶりのプチ旅行。楽しかったです。苦手な弓も一歩前進出来たように感じます。手応えのある3日間でした。
4本脚の社員の皆様、2本脚の皆様、お世話になりありがとうございます出来たら、次は桜流鏑馬でお会いしましょう🌸
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