2020年2月16日(日)
欠けたところを漆のパテ埋めて、銀を蒔いて、上から漆を乗せて乾かしました。
セメントみたいな色ですが、コレは銀を輝かせるために、下地と上からろ漆(黒い漆)を使っているからです。
ちゃんと計算通り光ってくれるかなあ〜ドキドキしながら、鯛の歯でこしこしと磨きます。
さてニヤニヤしながら、カップを箱にしまい、次は
母のティーポットです。
さて、モンドールの新しい薄馬着を注文してニヤニヤしながら向かったのは漆塗り教室です
何からやろうかな〜
このお教室は生徒の自主性が尊重されていて、かなり自由に各自で色々なものを作っています。私も蹄鉄を塗ったり、自由なことさせて頂いています。何から始めるかも生徒にお任せ。私は集中力が必要なものからやって行くようにしていますが、今回は、
このフリーカップからいきます。完成品が少ない私コレは磨けば完成となるので、ちょちょっと完成させてしまいます欠けたところを漆のパテ埋めて、銀を蒔いて、上から漆を乗せて乾かしました。
セメントみたいな色ですが、コレは銀を輝かせるために、下地と上からろ漆(黒い漆)を使っているからです。
ちゃんと計算通り光ってくれるかなあ〜ドキドキしながら、鯛の歯でこしこしと磨きます。
先生から「良い音がしていますね。その音ならきっと良い出来ですよ」と声をかけて頂きました。漆がよく乾いていると、この「こしこし」、「ガシガシ」って音がするそうです。漆の渇きが甘いと音が違い、そしてあまり輝かないのだそうです。気を良くして磨きに力も入りますそして。。。
見て見て見て〜
ベッカ〜〜〜って光った〜ー
むっちゃテンション上がる⤴️
私の漆史上最高の出来
修理に持ちこんで下さった方も喜んでくださるのではないかと私も嬉しいです
母のティーポットです。
実家の母が、お庭でお茶をする時に使うポットなので、暖かくなるまで使わないと聞いてはいるのですが、そろそろ仕上げてあげたいです
はみ出た漆を削り取り、割れた所がしっかりついていることを確認します。銀との接着剤として漆を塗りますが、今回は黒ではなく白漆にして見ました。白漆だけでも良い感じでしたが、今回も銀を蒔きます
5号と3号の銀を撒きおわった所。
はみ出た漆を削り取り、割れた所がしっかりついていることを確認します。銀との接着剤として漆を塗りますが、今回は黒ではなく白漆にして見ました。白漆だけでも良い感じでしたが、今回も銀を蒔きます
5号と3号の銀を撒きおわった所。
銀は重いので漆の中で下に沈むんです。なのであまり多くの漆を接着剤で使うと、後日磨いても銀が光らなくなるので、加減が難しい所。光って下さいって祈りながら。。。
さて、ちょっと時間が余ったので、お箸を少し磨きます
磨き過ぎるとせっかくの象嵌(ぞうがん)が薄くなってしまうので、コレも力加減が難しいところ。コレはお箸の頭がまだノコギリで切りっぱなしなので、漆を塗って行かないと行けないのですが、ここまで磨いた所で時間になったので、それは自宅で自習しようかな。
磨き過ぎるとせっかくの象嵌(ぞうがん)が薄くなってしまうので、コレも力加減が難しいところ。コレはお箸の頭がまだノコギリで切りっぱなしなので、漆を塗って行かないと行けないのですが、ここまで磨いた所で時間になったので、それは自宅で自習しようかな。
集中出来た楽しい時間でした漆も回を重ねるうちに上手くなってきたと自画自賛
先生も、最初から上手い人なんていない、漆も馬も同じお稽古ごとで、習っているうちに徐々に上達する物なんでしょうね、と。
また頑張ろうっと