2019年8月18日(日)
「修行じゃ。。。。」byモン
お手入れが気持ち良かったみたいで、モンドール、おじいちゃんみたいになってます
「ふいーーー」
およだ まで
9:00 D先生 モンドール(障害)
この日は千葉氏親子三代祭り。武者行列にうちのクラブから6頭が参加します(7頭から変更になりました)。モンドールもお役目を仰せつかっているので、朝早い時間にレッスンをして、午後の武者行列に備えます。
このお祭りを見学したい、と私の流鏑馬仲間のKさんが来てくれました。彼女は私が十和田で初めて出来たお友達以来ずっと仲良くしてくれている大好きな方です障害のレッスンも見学したい、と言う事で、クラブの了解を取って遊びに来てくれました朝8:30に最寄駅に集合。
8:40 クラブに着くと、まずKさんにはモンドールに会って頂き、次に会いたがっていたチャラオにも紹介。
チャラオ、人気ありますねそしてポニオの事もお気に召された様子です
ふと洗い場を見ると、
ブリランテも武者行列に参加するために分厩先からクラブに来ていました。ブリも私のことを覚えていてくれたみたいで嬉しいです😆随分白くなったけど、胸元の夜空の星のようなロマンティックな模様は健在本当に綺麗な馬です
さて、朝から障害レッスンですよ友達も見学しているし、張り切って行きましょう
いつものように時間をずらして全面の馬場。フラットワークを終えると、まずは速歩で、最近のD先生の中で絶賛流行中のキャバレッティを「2ポ拳クビ(2ポイント、拳は馬の首に乗せてノーコンタクト)」で通過。坐骨を付けていないので誘導が難しく、4本のキャバレッティを綺麗に斜めに通過して行きます
「ほらほら、左に流れているでしょう」
「どうして左に流れるのかな」
何ででしょう
「左の鐙だけ強く踏んでませんか」
そっか私は右の鐙が浮くんだった
そこからは真っ直ぐ真下に左右同じ力で内股で鐙を踏むことを心がけます
そこから昨日と同じように長蹄跡でクロスを。カーブするまで軽いシート、カーブを曲がったら「2ポ拳クビ」モンドールが止まっても気にせず馬任せ。
何度か成功していると、どんどんバーを上げて行くD先生ついにモンドールが止まります。
「今のはスピードが足りなかったのと踏切が合わなかったな。跳ぼうと思えば跳べた筈だけど、止まることをモンドールが選んだな。もうちょっと勢いつけてもう一回。でも焦るな、スピードじゃないぞ」
もう一回行きます。さっきよりは少し勢いあるけど、踏切がまた合ってませんごめんね、モンドールどうするかなまた拒止かなじっと待ちます
ぽんっ
跳んだうわああ。。。踏切が合わなくて、斜めに強引に跳んでくれたモンドール素敵私がビックリしますが、バランスは何とか崩さず
「モンドールを褒めてあげてさっきは止まることを選んだけど、今は跳ぶことを選んだんだ跳ぶことを選んだモンドールを褒めてあげて」
バンバンバンっとモンドールの首を叩き誉めたたえます
偉い子モンちゃん
さて、そろそろ次のステージへ。
逆側の長蹄跡にバウンスとクロスが置かれます。
バウンスの中はノミ跳び、1歩も入れません。バウンスの後は5歩でクロスです。
初めての障害だと物見をして止まるモンドールなので、障害を組み立てるD先生の周りを、D先生に話しかけながら常歩で回ってモンドールにさり気なく障害を見せます。「何見せてんだよ」バレた
バウンスに入るまでは「2ポ拳クビ」、バウンス以降は軽いシート。5歩で踏切を合わせてモンドールが跳ぶのを待つ。はい、分かりました手綱を持てるって幸せ
1発OKさすが名馬モンドールバンバン褒めて行きます。そしてD先生の動きが速いですクロスから垂直へ。垂直がどんどん高くなっていって
これが多分90かな。鐙に乗る練習の成果でバランスが良く危なげがない。。。ですよね乗っていても全く怖くなかったです
そしてついに見たことのない高さに
助走から「興奮しちゃいけない。スピードに逃げちゃいけない。どっしりとした質の良い駈歩で、ゆっくり走る。そしてモンドールに任せる」
そう心に決めていました。でもやっぱり、、、初めての高さにモンドールが拒止ゆっくり右に逸れて止まったのと、私が先飛びをしなかったので安全に止まりました。
「叱って」D先生に言われますが、私には叱れません「自信がないだけだけだから全然跳べるのに、ちょっと怖いだけだから」鞍上が私だから怖いんじゃないかしらと思うとモンドールを叱れず、モンドールに障害を見せます。
「ほら、モンドール、高くないよ〜」
「たけーよ」
D先生の言葉は軽く無視して、ちらっと見たバーの高さが身長180超のD先生の身体の半分くらいのちょっと上くらいにある事に気がつきますが、見なかった事に
見てない障害も高くない
「モンちゃん、高くないからね」
「たけーよ」からかうD先生を無視してもう一度。
また右に逃げるモンドール。
「何やってんだよさっき右に逃げたのと同じことして対策しなかったのかよ」
「はい、すみません」軽く流して
「モンちゃん、高くないよ〜」
モンドールのメンタルの方が大事
「モンドールは跳べる子だよ」D先生に太鼓判を押されてリトライそうですねモンドールは現役時代はもっと高いの跳んでた筈です
もう一度。今度は右に逃げないように左の手綱をしっかり握って、右は軽く。
「興奮しない。誘導をしっかり。スピードは速くならない。どっしりとした駈歩。跳ぶのはモンドール、私はついて行くだけ」
2ポで拳クビ、バウンス1個目を跳んで軽くシートしてバウンス2個目を跳んだら、着地からの1、2、3、4、5。。。待つ踏切近いけど、跳ぶモンちゃん
跳んだあああああ
初めての高さの障害を跳びました
モンちゃん、モンちゃん、もんちゃん
モンドールの首をバンバン叩いて褒めまくりますが、D先生はクールに「はい、もう一回」
え。。。。詰めますねさっき無視したから
もう一度跳んだら、今度は右手前ね。逆側に長蹄跡でクロスがひとつ。
これもクロスから垂直、オクサーと徐々に高くして行きます。右手前は一度も拒止されませんでした。
「はい、終了〜」ここで答え合わせ
「さっきのがメーター、最後のが90のオクサーね鐙にしっかりバランスよく乗ってたから怖くなかっただろう良く跳んだな」
おおおお、やっぱりメーターだったんですね
見学していたKさんがしっかり撮影してくれていて、記念すべき私の初メーター飛越を撮ってくれていたのも嬉しいです😆
モンドールと障害をはじめたのが去年の5月だから、1年3ヶ月でメーターを跳べるようになりました上達の3要素、良い指導者、良い馬、本人のやる気、が揃った結果なのかな。D先生とモンドールに感謝
モンドールにポカリをあげて、内腿と脇の下の大きい動脈がある場所を冷やして、しっかり粗熱を取って
モンドールのオデコの星に⭐️水を当てるゲーム🕹🎮おとなしくされるがままになっているモンドールの優しさよ
「ふいーーー」
およだ まで
さて、私たちもシャワーを浴びたら着替えて、そろそろお祭りに出発です