241鞍目〜好きなんだ！

2017年9月17日(日)

台風の中 休憩をせず、そのまま2鞍目に突入です。えっちゃん、よろしくね

ジェントマンなえっちゃんは、いかがでしょうか男の子なのに、かわゆ過ぎ

速歩を両手前。

「足元が悪くなければ、鎧を脱いだ速歩をもっとやりたいんですけど、今日はやめておきましょう」

でも駈歩はします左手前で２周したところで、

「kiriさん、駈歩怖いですか」

「いいえ」

「駈歩になると、急に身体が硬くなりますね」

そうかも雨で足元が悪いのもありますが、すっかり苦手意識を持ってしまったのかもしれません

いつもD先生、I先生に言われているのと同じことを注意されます。

「拳を柔らかく」

「肘を固定しない」

乗馬を習い始めの頃、肘を伸ばすのはダサい、と思ったまでは良いんだけど、肘を曲げたまま固定する変な癖。これはこれでダサいし、せっかく曲げた肘を使えなくて、手綱がキツくなります

相変わらず硬い私の駈歩スタイルに、ついにK先生が魔法の言葉を

「エストを伸び伸び走らせてあげて」

「kiriさんも伸び伸びして」

ハッとしました。えっちゃん、台風なのにイヤがりもせずレッスンに付き合ってくれているけど、楽しんでくれているかな私、えっちゃんの気持ちとか、考えていなかった私、えっちゃんの優しさに応えている

譲りすぎない程度に手綱を譲り、知らず知らず強くなってしまっていた膝を緩めると歩度が伸びた

「えっちゃん、楽しんでくれてる」

私、笑いながら乗っていたようです。

「力が抜けて良い駈歩になりましたね精神論も効きますね」

「はい」

力を抜いて笑いながら乗ったことで、大切なことを思い出しました。

「私、馬が好き」

悩んだのも、苦しんだのも、一生懸命頑張ったのも、つい力んじゃうのも

好きだから

忘れていたわけではないけど、上手になりたい気持ちが強すぎたかもしれません。どうして乗馬を始めたのか、初心を思い出しました。

なーーんて思っていたところで、えっちゃん、突然の物見からの横っ飛び

ヤバい

一瞬初めての落馬を覚悟しましたが、泥だらけの馬場が目に入り、

「ここには落ちたくない〜」

鎧をぐいっと踏んでバランスバックしたのだけは覚えています落ちずにすみました

感動モノで終わらず、最後は私っぽくなっちゃいましたね。

「今の良かった良いバランス」

K先生に、そこは褒めてもらえました

びしょ濡れのえっちゃんから降りると、D先生が

「肉焼けてるよー」

キャンセルが相次いで時間があったのか、七輪で色々焼いてお昼にしていました

肉食べて

貝食べて

美味ちい

炭火焼きはやっぱり美味しいですね

先生、ごちそうさまです

でもね、先生、聞いて良いですか

ここ、乗馬クラブですよね

台風の中、むっちゃ楽しんだ1日でした

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