222鞍目〜ひらめきの瞬間

2017年8月12日(土)

モンゴルに行っていて2週間レッスンが出来なかったので、遅れを取り戻そうと、3連休もレッスン三昧です。

この日の配馬は

14:00 えっちゃん D先生

15:00 ホワイト     I 先生

芦毛と白馬コンビです

いつも優しいえっちゃん、よろしくね

以前はえっちゃんの右駈歩が苦手で、騎座が吹っ飛ぶ感じがしていたのですが、最近は気をつけているせいか、不安定さが少なくなったと思います。気をつけていないと癖が出てしまうのですが癖を直すのは難しいですね

この日も正反動の練習です。

相変わらずの下手くそっぷりモンゴルに行く前に自分の動画を見ていて、膝下が全く動いていないことと、ちょっとチェアシート気味な自分の座り方を見ていて思いついたやり方を試してみます。脚をちょっと後ろに引き、馬の動きに合わせて前に出していく。もともとちょっと脚を引いているので、脚は前に出したつもりでも、体の真横に来る感じ。それで漕いでいく感じ。バレエのパドブレ(白鳥の湖でよくある、両脚トゥシューズで立ち、小刻みに足先だけ動かして動いていくステップです)のイメージでやってみます。

「良いんじゃない良いんじゃない」

D先生が声を掛けてくれます。

「腰を自分から動かして」

こうかな動かしてみます。

「良いんじゃない良いんじゃない良いんじゃなーーーーい」

「今の今のいまの今の

今までのと全然違うのわかった分かるでしょ」

先生、大興奮です

どうやら、これもモンゴル効果のようです。いや、工夫もしましたよ、色々考えたり、悩みもしましたよ。でも、モンゴルで長時間乗っていたおかげで、

馬の動きに合わせる

事が上手くなったのが一番大きいのではないかと、D先生はおっしゃってくださいました。

「乗馬って、ずっと悩んで悩んで出来なかったことが、ある時突然出来るようになるひらめきの瞬間があるんだよそれが今来たんだね分かるよね」

「でもね、この瞬間だけが全てなんじゃじゃなくて、悩んだ時間も含めて、全てがこの瞬間への要因になってるんだけどね」

って。悩んだ時間も無駄じゃないって。私の出来ないなりに試行錯誤をしていたのを分かってくれてたんですね良い先生だなあ

でも、きっとレベル「マイナス100」だったのが、「マイナス90」位に上がっただけだと思いますがそれでもここまで先生が喜んでくれて、私もとっても嬉しかったです。もっと頑張らなくちゃね

2鞍目に続きます

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