2017年7月16日(日)3連休中日。社長や調教師さんが御殿場の全日本馬場馬術大会に行ってらっしゃいますが、D先生とI先生はクラブにいらっしゃるので、レッスンに行ってきました。いつも乗ってるスパーブ、レジェンドも御殿場に行くことなく、クラブにいるので、いつも通りのレッスンになると思っていました。
「kiriさんの右手前の巻き乗りには『待て』が抜けてますよ」
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が、クラブに着いて配馬表を見てビックリ
14:00 kiri D先生 ブリランテ
15:00 kiri I 先生 ブリランテ
ブリちゃん、乗ったことないけど乗ってみたい憧れの子ですでも、L課目まで踏める競技馬なので、私ごときが乗りこなせるとはとても思えず。。。そしてそんな才能溢るる子に、私なんかが乗らせていただくなんて、恐れ多くて
他の生徒さんたちに「ブリちゃん、初めて乗るんですけど、大丈夫でしょうか」と聞くと、
「先生も無茶はさせないはずだから、大丈夫じゃないかしら」
「ブリランテに色々教わってきて」
会員さんに励まされて洗い場に向かいます。D先生が既に馬装中です。
「先生、私、ブリちゃん大丈夫でしょうか」
「大丈夫だと思うよー。コイツ馬が嫌いなだけで、人間のことは嫌いじゃないから」
「そうなんですか気難しいって聞いてたから」
「気難しいは気難しいけど。。。でも意外と良い子なんすよ」
気難しいは本当なんだでも良い子なんですね良かったーとホッとしていたら、ブリちゃんの姿を見たI先生が、ご自分の生徒さんに
「あ、危険な子が来たんで気をつけて下さいね」
って言っているのが聞こえちゃったよ
「D先生〜、I先生が危険な子って言ってますーーー」
「あはは、大丈夫」
D先生に騙されてるでも乗ってみたかった子だから、コテンパにされてもいっか
跨って、恐る恐る常歩から。普通に発進してくれます。元気な常歩に移行。何も起こりません。軽速歩。スムーズに移行して、とても良い子です
「良い子じゃん」
と思ったそのとき、隣の馬場のハナコさん目掛けて駈歩の発進襲歩だったかもしてません。バランスバックして手綱をガッツリ持ち、「うおりゃ」って言ったら止まりました良い子
「コイツは馬が嫌いだから、時々こういう事があって、それを抑えられる人であれば、問題ないんですよね。競技馬だからレッスンに出さない、という事ではなくて、馬が多いときは出せないだけなんですよ。今日は馬が少ないから出しちゃおうかなって思って」
「kiriさんは抑えられると思ってましたが、ホントに抑えましたねコイツは抑えられれば意外と良い子だし、コイツの1番の良いところは、抜群の安定感。身体が大きいからね、そこ感じて欲しいな。」
そのまま軽速歩。軽速歩でも感じる反動の高さですが、時々「ふわわん」っと感じる瞬間があり、それは気持ちが良かったです。この「ふわわん」の感覚をもっと味わえるように、ブリちゃんの様子を馬上から感じるように努めますが、なかなか難しいです
正反動。股関節、カカト、ヒザを緩めきれず全然上手くならない先生は初めての馬だから、甘く見てくださっているようで何もおっしゃいませんが、正反動は、馬が違っても、やる事は一緒なはずです。出来ていない事は自分が1番わかります。それでもできることを模索して、せめてブリちゃんの体を傷つけないように、つま先を内側に向けて拍車(1センチの短い初心者用拍車です)が当たらないようにして、ふくらはぎとカカトだけで推進をします。コレは上手くいって、正反動でポンポンお尻は跳ねていましたが、速歩から落ちるどころか、速歩のテンポも落ちなかったです。良い子
正反動の後は、駈歩です。左手前。速歩に逃げるブリちゃんを捕まえるのにちょっと手こずりました。身体の大きいブリちゃんの駈歩は大きいストレイドで反動も大きいですが、「馬に乗ってる感満載」な感じで、好きなタイプです。そして、軽速歩の時から軽く求め始めてはいましたが、駈歩で突然ガッツリ首が下がって、久しぶりにMimiちゃんが言うところの
「タイヤのてっぺん乗り」
を体感首が完全に下がり、視界が広がり、馬の肩が盛り上がったため、馬のくぼんだ背中にハマっておらず、タイヤのてっぺんに乗っている感覚です。慣れなくちゃいけないんだけど、まだちょっと怖かったです
右手前。こちらも出すまでは手こずりましたが、出てしまえば気持ちの良い大きい駈歩。前回指摘された右手前の肩の位置に注意しながら。注意しすぎて却って「やり過ぎ」と指摘され、ちょうど良い角度がわからなくなってきたと、ここに隙が生まれたのかまたハナコ目掛けて突進仕掛け、そこまた止めて〜。
「真面目に駈歩の練習させてよ。付き合ってくださいね」私が切れ気味
また左手前にしたところで、隣のクラブの馬がラチを挟んで平行に並んだところで
キック
バランスバック、手綱キュッ、バックさせて隣の馬と離れます。
はいはい、向こうの馬ね、全然こっち見てないですよ。キックしても、ラチがあるから届きませんしね
ブリちゃん、馬は憎いけど、乗ってる私を落とす気はないらしく、意外とヒトを落とすような姿勢は取りません。正反動の方が背中揺れてた気がします。言い過ぎか
隣を見ないように、さらに首を下げさせて、そのまま駈歩で一周してきた同じところで、またお隣さんこんにちは。
キック
はいはい。気がすみましたか
同じ事2回させてしまって反省。
「さすが落ちないねこんな程度じゃ落ちないかさすが流鏑馬やってるだけあるね」
武竜は蹴りませんよあ、体幹がしっかりしているって言ってくださったのかな
駈歩に慣れたところで、駈歩での輪乗りです。押し手綱を使って輪乗りに半巻き。まあまあ出来はしました。自分で思い描いた図形通りではなかったので、精度を上げるにはどうしたら良いのか、次回相談しなきゃです。
右手前の輪乗り。全然出来ましぇん速度には問題はないはずですが、レジェンドと一緒ですね。もともと右手前が苦手な馬で、私がきちんと姿勢が取れていないので、曲がりません。
「まず両手綱を引き『待て』、次に外方手綱を押し手綱にする。それから内方を譲ると曲がりますよ」
曲がりません〜
「kiriさんの右手前の巻き乗りには『待て』が抜けてますよ」
確かにせっかちな私は「待て」をせずにいきなり押し手綱をしていました。何度か膠着状態もあって、常歩から出し直したりもして、やっと何度か右手前の駈歩での巻き乗りが成功したところで、時間ですー。
何周か手綱を緩めて整理運動へ。周囲の馬場から一切馬がいなくなったところで、私も下馬します。
「意外とやれましたね」
「私この子好きです」
腹帯を緩めて馬房に返してあげて、人馬共に小休止。2鞍目もこのコンビでいきます
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