2017年2月5日(日)朝一の初級馬場。12騎位いたかな。お相手は愛しのLちゃん
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Lちゃんはお利口ホースなので、歩度の詰め伸ばしは何も問題なし。隅角を攻めまくりますが、この日、私の前の方も隅角を攻めまくっていました。
「前の人より外側に行こうね」
Lちゃんと共同して超外側よりを攻めていたら、私の脚が外ラチをガリガリ新品の長靴とか履いてたら涙ものでしたね。私のは、乗馬を始めた時に買ったチャップスのままですから、良いんですが
乗ってきたLちゃん、軽速歩で歩度を詰めますが、なかなか詰まらなくなってきます。えーい、とあまり詰まらないまま正反動に行くと、バインバインと、お尻が跳ねます先生から教わった正反動のコツを実践しますが、上手くいきません
見かねた先生が正反動のコツを、今度は長鞭を使って教えてくださいました。
長鞭の真ん中を持って、
「この鞭が人間だとして、馬に乗っていて、ここが揺れます。」
真ん中を手で持って揺らします。
「お尻が跳ねる方は、脚が固まっています。」
鞭の下の方を持ち、真ん中を持った手を揺らすと、下の部分は揺れませんが、上は揺れます。
「これがお尻が跳ねる理屈です。逆に上を固めると」
鞭の下から上に持ち変え、揺らすと鞭の上は揺れません。
「上半身を固めて、脚は緩めて反動を逃します。並足の時、股関節が伸び縮みしますよね?それを感じてください。股関節を緩めて、膝下は反動を逃す。当然足は揺れていいんです。上半身は固めて耐えてください」
正反動は修行、と聞いた事がありますが、最近実感しています。Lちゃんはお利口ホースですが、反動は大きいタイプ。しばらくこの子で誘導と正反動を勉強させてもらいますLちゃん、よろしくね
レッスンが終わり、洗い場で馬装を解除していると
「Lちゃんは次はベーシッククラスに出るから、ベーシッククラス用の洗い場に連れて行って貰える」
はい、喜んで
無口をつけてベーシッククラス用の洗い場まで、引き馬をします。その時、後ろの方で突然「ガツーーン」と大きい音がしました。洗い場で暴れてる子がいたようです。急だったのでビックリしたLちゃんが、珍しく小さく跳ねましたそれを見た、近くにいた方が
「キャーーー」
悲鳴をあげます。その悲鳴でLちゃんがもう1跳ねしそうになったので、無口をグイッと下に引き、
「ビックリしたねー、でもLちゃんはお利口さんだから、落ち着いてたね、偉いぞ」
と声をかけると、Lちゃんは跳ねるのを忘れて
「そうよ、ビックリして跳ねたりなんかしていないわよだって私、お利口さんなんだもん」
とばかりに、急に落ち着きを取り戻しました。Lちゃん可愛いなあそして、良かったです危なかった。引き馬で走られたりしたら、私、引きずられる自信しかないです
ちょっとハプニングはありましたが、Lちゃんを無事洗い場に繋ぎ、次の方に引き継ぎます。さあ、次は初級駈歩です続く〜
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