さて、ブルックリンにての外乗体験ですが、私がお邪魔したケンジントン・ステーブルスでは、すぐ近くのプロスペクト公園の中を小1時間散策します。料金は1人37ドル、チップは別になります。
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11:30スタートの予定が、12:10位のスタートでした。この後の予定をぎっちり入れていなくてよかったです
あと予約ですが、私は心配性なので直前にも連絡を入れていたんです。「9月22日11:30ですね。料金は37ドルですね。楽しみにしています」って。これで予約入っていないって、むしろ不思議です
最初に私が騎乗したところで、カレシさんが私が首からぶら下げているコンデジに気づいて「撮りましょうか」と言ってくれました。良い人
恥ずかしながら、私の写真です。
騎乗姿って日本でも撮ったことないので初めてです。嬉しい
写真を見てビックリ。いつも注意されている「つま先を外に向けすぎ」を自分ではっきり認識しました。膝伸びていないし〜。突っ込みどころ満載ですが、生ぬるく見守ってください。
おじいちゃんが寄ってきて、私の騎乗姿を見て
「良いんじゃない
ウェスタンっぽく乗りたかったら、右手で手綱を束ねて右の腰をちょっと前に出して随伴してね」と(聞こえました)。
「君のこの子は、良く道草を食うから気をつけてね」とも。
あと、この日は快晴で凄く暑かったです。私が着ているパーカーはUV効果のある素材で、無理やり着ていました。皆さんは半袖。日焼けとか気にしないのかなあ。
初めてウェスタン鞍に乗って、鞍が大きくてビックリしました。鞍の中でお尻が落ち着きません
この鞍は、準備の時に、この鞍試してみたいでしょとおじいちゃんが親切で選んでくれた物なのですが
あと鎧ですが、これ分かりますか
先ほど機内で見たレオナルド・デカプリオ主演の西部開拓時代の映画「レヴェナント:蘇りし者」でデカプリオが使っていた鎧も同じでした。(最近映画を見る視点が馬メイン)かなりクラシックなデザインなのでしょうか
3人が騎乗したところで、引率のおじいちゃんがカレシさんに
「とりあえず公園まで行こうか、
君が先頭でね」
えっと、カレシさん今日初めて馬に乗るって言ってなかったっけ
案の定、鎧も履けていません。鎧にカカトを突っ込んでいます
おじいちゃん、さすがに気づいてカレシさんのところへ行き、鎧を直すと
「右に曲がるときはこう、
左に曲がるときはこう、
ストップはこうね、
後は馬が勝手にやってくれるからね、
良いかい」
「じゃワシが先頭で行こうか、君が2番手(私)、次に彼女さん、最後尾がカレシさんでねレッツゴー」
カレシさん最後尾で良いんでしょうか、普通、経験者で挟みませんか
でも、そのまま出発です
ひゃっほー
コンクリートの道路の上をカンカンと音を立てて4騎で進みます。私の後ろの彼女さんの馬だけ蹄鉄の音が違います。甲高い音。蹄鉄が大きいだけでなく、素材も違うのかな
ウェスタンのハミはキツイと聞いていたので、手綱を張らないように気をつけていました。前を行くおじいちゃんの手綱捌きを参考にしようとジッと見つめます。
公園に入ります。かなり広大な公園で、舗装道路もあり、湖もあります。日本の公園とは違って遊戯などはありません。平日のお昼ですが、家族連れや学生さんなどがピクニックや散策をしています。皆さん手を振ってくれたり、写真を撮ってくれたりしています。お願い、その写真送って欲しいです
後ろの彼女さん、カレシさんもにこやかに手を振ってリラックスムード。この間ずっと並足です。カレシさんも乗れているみたいです。
おじいちゃんの馬が道草食いまくりですが、おじいちゃんも馬の好きにさせています。おじいちゃん、馬にバカにされていない大丈夫私の心配を他所に4騎は進みます。私の子は真面目に歩いています。
と、おじいちゃんが木立の中の小径に入っていきます。
「さあ、トロット(速歩)行くよ〜」
よく日本語発進、と言いますが、ここは英語発進です。おじいちゃんの掛け声で、いつもここで速歩をするのか、私の合図を待たず速歩が出ます。
私と彼女さんは良いけど、カレシさんは大丈夫今日初めての乗馬だよね振り返ることが出来ずにいましたが、聞こえてくる声
「お、おっおーワオ、ワオワオ、イヤッイヤッ」からの〜
「おう、おうイエス、イエス、イエーイ、わーーおーーアイムアカウボーーイイエーーイ!ひゃっほーー」
アメリカ人って素敵
一方私は、結構反動キツい子だったのと、まだ馬の身体が温まっていない、と思ったので軽速歩にします。ウェスタンって軽速歩しないんだっけと悩んでいたらおじいちゃんも軽速歩にしていたので。
速歩から並足に落として、木立の中を進みます。木立の中は日陰で涼しく、風が気持ち良いです。レンガで出来た風情のあるトンネルが見えてきました。
なかなか良いフォトスポット、と思い、首からぶら下げていたコンデジを見ると、
壊れたのは液晶だけで、レンズに問題はないはず、と心の目で撮った写真がこちら
私も慣れてきたので、手綱をもっとゆるゆるにして馬体を挟む力を緩め出したら、途端に、うちの子も道草を食い始めましたま、良いです。リラックスして馬も公園を楽しんで
この後また2回位トロットを出しましたが、あとはずっと並足でした。初心者がいたからか、普段もこうなのかは分かりませんが、最初に経験を聞かれて、キャンター出せますって申告していたのですがね。でも、自然の中で楽しい時間を過ごすことが出来ました。殆ど並足だったので、レッスンの時ほどは疲れもしなかったです。
13:10位に戻ってきて下馬。カレシさんは下馬の仕方がわからず、彼女さんが教えてあげていました。私が馬を厩舎に戻して帰ってくると、カレシさんが熱心にここでのレッスンプログラムについて質問していました。凄く良い笑顔です楽しかったみたいで私も嬉しいです。
おじいちゃんにお礼を言うと「お手伝いまでしてくれてありがとう」と。厩舎に戻しただけですが。本当はブラッシングとかしたかったけど、それはやんわり断られました。
おじいちゃんにこっそりチップを渡して、私の初めての外乗は終わりました。
初めての外乗がブルックリンだなんて、ちょっと贅沢
私は日本でも外乗に行ったことがないので、日本での外乗とどう違うのかとか、比較できなくてすみません。日本でも外乗したいなあと思いました。
ちょっと感じたのは、ここの馬たちが良く調教されていること。元々「乗馬用」として調教されているんでしょうね。大人しくて可愛いです。比べて私が普段乗っている子達は競走馬として繁殖された子達なんでしょうね、生まれながらの「乗馬用」とは違うんだなと感じました。もちろんどちらの子も大好きです
この後、ブルックリン美術館に行きました。ブルックリンのカフェ巡りもしたかったのですが、交通の便が悪くて、今回は諦めました。心残りがあったほうが、次の旅行に繋げられて良いですよね。
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