1年少々ボクシングをやっていて、アマチュア選手の練習相手をするぐらいのスパーリングは体験したことがあります。
それ以外にも勉強会と称したいろんなジムの人とのスパーリング練習試合で、何故かプロのキックボクサーとボクシングをすることになり、こちらはアマチュア以下の愛好家レベルだから手加減してもらえると思いきや「（攻撃の手数が多くて怖いから）手が出ちゃった」と綺麗なクリーンヒットを真正面から貰った体験ももちろんあります。
インファイターだったので割と正面からパンチを貰うことも多かったですが、まだまだ1年ぐらいしかやってないのでガードも時々空いてしまい、そこに一発綺麗なのを貰ったりしてしまいます。
通常は崩れたりふらつくのでレフェリーもストップかけてくれますが、私の場合は足腰が強くて崩れないで耐えているため、ストップが遅かったりしましたが、でもクリーンヒットを顔面に貰うと立っていられないぐらいにぐらつきます。
しばらくの間は動けないですね、倒れないように立っているだけで精一杯です（普通の女子愛好家ボクサーは立ってもいられないようですが）
酷い乗り物酔いに近い感じでしょうか。
或いはちゃんぽんし過ぎて悪酔いしてしまい立てなくなるあの感覚でしょうか。
クリーンヒットのダウンは気持ち次第とかそういうのがなく、頭の中で脳みそが思い切り揺らされるので、自分の意思で何とかなるものではないですね。
素直に崩れて倒れて、ダウン取られて8カウントまで休んでいた方が良いです。
さて、ボディの方ですが、レバー（肝臓、右わき腹辺り）に入ると息が出来なくなるぐらいには痛いです。
でも、崩れないし動けます、と言うのが私の経験です。
そもそもボディに関しては体重階級的には小さく、対戦相手が大きい故に、身長が低くなる私はなかなかもらいにくかったりします。
ですので本格的なボディは貰ったことはないですが、動ける程度で「ああ、この痛さがボディか」と思う程度のものは貰いました。
ボディは強い人は強いですね。
私も自家製緩衝材（皮下脂肪）があるのでボディはそれなりに強いのではないかと勝手に思っています。
（実はボディも階級は自分より軽いですが、それでも元プロボクサーに良いボディを入れられたことがあります）
まあ、一応愛好家レベルなのでヘッドギアは付けてますけど、つけていてそんなものだから、プロボクサーなんてどんな衝撃なのかと考えると恐ろしいですね。
パンチは貰いたくないけどボクシングやってみたいという方には「エアボクシング」や「マスボクシング」がお勧めです。
ただこれらは技術的な部分を楽しむというか、ルールとかがプロボクシングとは変わってくるので難しいと言えば難しいですが。
気になりましたら当ジムでちょっとだけ体験してみませんか？（利用制限ありですが）
当ジムでは一応初心者や未経験者にボクシング系エクササイズのパーソナルトレーニングメニューを提供しています。
