停留精巣*手術当日② | *はじめて育児*

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息子の育児に日々奮闘中。
慣れない育児に追われつつ、頑張っております。

長男*2013.12.04生まれ
次男*2018.06.21生まれ

男児2人のママとして頑張ります!

前回の続きです。
手術後の傷の写真(腹部だけ)を載せています、苦手な方がいましたら申し訳ないです。




無事に手術が終わりましたとの事で、術後説明を受けました。

先生が書いて下さった物があるのですが、そちらを載せていいのか分からないので私の下手な絵になりますショック





次男は停留精巣と鼠径ヘルニア疑いでした。先ず鼠径ヘルニアがあるのか、どういう状態なのかというのを調べる為に、臍の下を切ってカメラを入れたそうです。

それで右側が完全に鼠径ヘルニアで、左側は少し穴が塞がっていない状態だった為、右側腹部と下腹部を少し切開してそちらの穴を塞ぎましたと。


傷跡の写真はこんな感じです。






次に停留精巣。
右側は完全に停留精巣でしたが、袋に入ってた左側も実は正常ではなかったようで、こちらは遊走精巣でしたとアセアセ


なので腹部の皺に沿って切開し、一度どちらも取り出して両方きちんと袋に収まるように下で止める手術をしましたと。
(↓こんな感じ)





腹部に関しては溶ける糸で縫合して上に防水のテープを貼っていて、睾丸の傷に関しては同じように溶ける糸で縫合していますがテープは剥がれてしまうので防水の糊やボンドのような特殊な薬で塞いだそうです。


そして停留精巣だった右側については、やはり袋に入ってなかった為に成長が悪く、左側に比べると小さいそうです。

このまま様子を見て成長するようなら大丈夫ですが、体が異物だと認識して小さくなるようなら再度手術をして取り出さないといけないと。
そのまま放置してしまうと腫瘍になる可能性が上がるそうです。


そして、術後合併症(リスク)のお話もされました。


短期的なリスクとしては、中で出血が止まらず血腫形成をしてしまったり、傷から菌が入って感染症を引き起こしたり。


長期的なリスクとしては、先程の萎縮してしまう事の他、鼠径ヘルニアの再発で脱腸になったり、また精巣も上に戻る可能性が無いとは言えないと。
そうなると再手術。



なので術後の経過観察として、先ず退院から1週間後、大丈夫であれば次に3週間後、そこでも大丈夫であれば半年後。
その後は1年に1度、来て頂ければ大丈夫との事でした。