「今でも語り草になっております」
「しかし年が明けても子は生まれぬ。とにかく宮の安産を、必死で祈った。
おそらく宮中も世間の民もみな祈っていたと思うあの時は。二か月遅れで
やっと生まれた玉のような男君。それが御君じゃというわけよ」


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