前から気になってた
この映画を見ました。


2021年にアカデミー賞の作品賞を
獲った「コーダ あいのうた」です。


カンタンにストーリーを話すと
主人公のルビーは、聾唖の両親と兄を持ち、
ルビーだけが健常者なので、
漁師をしてる父と兄を手伝ったり
家族の通訳をしてる
17歳の少女なんです。


ルビーは漁師をしながらでも
いつも歌を歌い、学校では合唱サークルに
入ってますが・・・


音楽の先生が、ルビーには才能が
あるから、音大に行くよう
勧めてくるんですよね。
でも家計が貧しく、家族の手伝いもあるし、
大学なんて考えられず・・・


またルビーも恋をする年頃になり、
漁師の手伝いよりも彼氏に
会いたくなったり・・・


そして聾啞の家族たちは
ルビーがどんなに美しく歌っても
その歌は聞こえないんですよね。
家族には歌そのものが理解できない。


それでも途中のシーンで、
ルビーの歌を少しでもつかみ取ろうとする
ルビーのお父さんの姿に感動します。


ルビーの歌が好きなひたむきな気持ちに、
皆が心を揺さぶられていく姿に
感動しました。


ルビーを演じたエミリア・ジョーンズは
まだ二十歳そこそこの若さと
初々しい演技に惹きつけられます。