久しぶりに面白い映画を見たので

ご紹介します。

 

 

映画「アデライン100年目の恋」です。

 

 

 

実はつい先日、私は

高橋留美子さんの漫画

「人魚の森」のことを書いて、

不老不死で、年を取らずに

ずっと若いまま生き続ける人の

お話をかいたところだったんですが・・・

 

 

なんとこの「アデライン 100年目の恋」も

不老不死になった女性の

その後の運命のお話だったんです。

 

しかも「人魚の森」も「アデライン」も

主人公はほぼ同じ設定です。

いつまでも若い姿のまま

年を取らないので、周囲に変に

思われるので、名前や居場所を変えて

あちこち転々とするんですよね。

 

 

そして主人公は恋愛しても、

一緒に長い時間を過ごして

ともに年を取ることができないので、

いつも相手から去っていきます。

 

 

しかし、この映画の一番の見どころは

ファッションとヘアメイクです。

主人公は1907年生まれで、

1920年~1960年代の

それぞれの時代のファッションや

流行りの髪型で登場。

 

 

主人公、ブレイク・ライブリーは

大人気ドラマ「ゴシップ・ガール」でも

主人公を演じましたが、

すごい演技派で、

ファッションアイコンというか、

どんな時代のファッションも着こなします。

 

 

ブレイク・ライブリー本人も

ファッションに注目してほしいと

インタビューで言ってます。

 

 

 

1930~40年代ではクラシックな雰囲気ですが

その後はスーツやドレスのデザインが

どんどん変わっても

綺麗に着こなします。

 

 

「ゴシップ・ガール」では

まだ10代なのにセクシーで

セレブな肉食系女子を演じていた

ブレイク・ライブリーが

今度は清楚で奥ゆかしい役柄を

演じていて・・・

 

 

最初はこの主人公が

「ゴシップ・ガール」の主人公だと

気づきませんでした。

 

 

肝心のストーリーですが、

主人公、アデラインは不老不死のために

恋はしないと決めているのですが、

ある青年、エリスと出会い、熱心に

思いを寄せるので、だんだんと

彼に惹かれていき、

彼の両親に会ってみると、

実は彼の父親、ウイリアムは、

アデラインのかつての

恋人だったというお話。

 

長年恋をしないと決めていた

アデラインは悩むのですが、

恋人の男性、エリスや父親の

ウィリアムは、本当に彼女を

心から大切に思っていて、

無邪気な姿に見ている側も

ほっこりします。

 

 

エリスやウィリアムは、アデラインを

「女として」というより

「人として」真摯に大切にしようとする姿に

胸を撃たれます。

 

 

こんな風に思われたら、

私ならきっと、最初は

何とも思ってない男性でも

惹かれてしまうだろうなと

思いました(笑)

 

ラストは、心が温かくなるような

ハッピーエンドです。

ぜひ、クリスマスシーズンに

ほっこりしたい方にお勧めします。