私は映画版でも今回のロンドンの舞台でも注目した女優さんは、
エポニーヌ役を演じる人がどんな人かというところでした。
 
レミゼといえば、フォンテーヌ役やコゼット役のほうが人気かもしれませんけど、
エポニーヌ役だって、最初はみすぼらしく自暴自棄に生きていたのに
愛する男性のために、次第に一途になっていく姿にいつも感動していました。
 
今回エポニーヌを演じた人は、この人です。
 
Eva Noblezada


この人はなんと、同じロンドンの舞台「ミス・サイゴン」では主役のキムを演じます。
イギリス人なのに、東洋人を演じてもピッタリハマるほど、エキゾチックな魅力を持っています。

彼女が歌う "on my own"




ミス・サイゴンでの彼女。


私はミス・サイゴンのミュージカルはまだ見ていないのですが、
Youtubeを見ているだけでワクワクするほど、パワーが溢れているのを感じます。

エポニーヌ役を映画版で演じたサマンサ・バークスは、悲しげに歌っていましたが、
このEva Noblezadaは、エポニーヌ役を演じているときも決して悲しいだけの悲劇のヒロインではなく、力強く、愛する人への思いを貫くような歌い方が素敵でした。