こんにちは!桐川右煌です。
では、お客様からのご質問です。
お客様「私の子どもは成人していますが、最近、整形手術をしたいと打ち明けられました。
ですが私は、して欲しくありません。
父母から受け継いだ体にメスを入れるなど、とんでもないことだと思っています。
ですが子どもからすると、こんな考え方は古臭いのでしょうか?
神様的には、どう思われますか?」
桐川「あーコレ、何となく気持ちわかります。
私もお客様と同じ立場なら、なーんかわかんないけど、イヤですもん。
ってか、そんな風に考えてしまう私も、結構古臭いんですかね?」
神様「結構古臭いねぇ。
ってか、この考え方がどのくらい古臭いのか…
オマエは知ってるのかね?」
桐川「どのくらい古臭い??
そんなの、古ーくから人々に根付いている考えなんでしょうし、昔からの常識っていうイメージがありますけど?」
神様「昔からの常識ねぇ。
ではこの常識ってのは、何処から来たのかね?」
桐川「何処からって…
自然に根付いたんじゃないんですか?」
神様「いや、自然に根付いてはいないんだよ。
オマエ、孔子は知ってるかね?」
桐川「孔子!
知ってますよー!
二千年以上も前の人物ですよね?
因みに、いらすとやで検索かけたら↓
こんなん出てきましたよー」
神様「この孔子の思想は、儒教として発展したのだが…
その中には質問者の『父母から受け継いだ体にメスを入れるなど、とんでもない』という考えの元となった教えがあるのだ。」
桐川「へぇー、そうなんですね!
では、ちょっとコチラ側でも調べてみますね!」
ってことで、桐川、調べてみましたら…
儒教の孝経には以下のように説かれているとのことでした。
身体髪膚 受之父母
不敢毀傷孝之始也
身体髪膚、之を父母に受く。
敢て毀傷せざるは、孝の始めなり。
訳すと→父母からもらった体を傷つけないのが親孝行の始まり
桐川「では、お客様の整形手術に対する考えって…
儒教の教えそのものだってことなんですか?」
神様「そうだよ。
二千年も前から根付くこの思想は、孔子がもたらしたもので、質問者の考えは儒教の影響を受けてのものなのだ。」
桐川「えっ…
何かちょっと怖いんですけど!
昔からの常識と思っていたことが、実は儒教の影響とか…
それも二千年も前からの?」
神様「意外と、貴方達が常識だと思っていることでも、そのルーツを探れば、何かの根深い思想だったりするんだよな。」
桐川「コレではまるで、洗脳のようですね…
それも超、長期間の!」
神様「だからな、結論を言うとだな…
整形手術は、別に親不幸でも何でもないのだから、自由にして良いんだよ。」
桐川「コレも意外!
何となく、今回の質問に対しては『整形手術などで顔形を変えるべきじゃない』とか、そんなお答えが返ってくるとばかり思ってました。」
神様「まぁ生まれつきの容姿は、自分で決めて生まれてくるからな…
それはオマエが過去ブログ↑で纏めている通りだよ。」
桐川「だから、自分で決めたハズの、その生まれつきの容姿を、自ら変更するなんて!
…って神様的には、ならないんですか?」
神様「自分の容姿を、どの時点で、どうしたいのかは本人の自由じゃないか。
生まれつきの容姿が、やっぱ気に入らないから、変えたい!ってなっても、それも全然大丈夫なのだよ。」
桐川「でもでも、整形手術して子どもが別人みたいになってしまうと、親子の絆が薄れてしまうっていうか…
親子って似てるから、愛着があったりもするでしょう?」
神様「オマエは、かなり儒教の影響を受けているようだね。
今回の質問者も同様なのだが、自分の価値観ってのが、一体何から来ているのか、そして何から影響を受けているのかを知る必要がある。
その上で、その価値観が自分や身内や他人にとって本当に相応しいのかどうかを、今一度よく考えてもらいたいものだ。」
桐川「自分の価値観の根底に、孔子の教えがあったとは
儒教の影響って、自分が考えている以上なのかも、です。
だから整形手術って聞くと、イコール親不幸みたいなイメージがあるんでしょうね…」
神様「儒教にも、良い教えはたくさんあるのだから、自分にとって良いものは取り入れて、必要ないものは省くと良いんじゃないか?
思想とはそういうものだよ。」
桐川「そっか…
整形手術自体は、別に悪いことではないんですね。」
神様「悪いハズなんてない!
美しくなりたいってのは、良いことじゃないか!
因みに、私は美人が大好きだぞ!」
桐川「……
ですが、世間ではよく『大切なのは外見じゃなくて中身』なーんて言われてますよ?
以前、ブログにも書きましたが…
神様も、モテるには容姿だけでは限界があるって仰ってましたよね?」
神様「確かにそうなんだが…
でもな、中身が良くてさらに外見も良ければ、それって最高だぞ!」
桐川「まぁ、そりゃそうか。
両方とも良ければ、その方が断然魅力的ですよね。」
神様「だからな、むしろ、みんな整形してみ?
世の中が美人だらけになったなら…
それこそ、この世はパラダイスじゃないか!」
何か、整形手術を勧めているのは、神様の個人的な好みが多分に影響しているような…
そんな気がするのですが
…コレって、気のせいですかね?
では、まとめです。
「子どもが整形手術をすることに抵抗がありますが、どうなのでしょうか?」
《答え》
子どもさんが自分の考えで、整形手術をすることを選択したとしても、親不幸でもなく決して悪いことではないので大丈夫です!
以上、スパルタ神様 質疑応答〜その25〜でした