実話【ロリコン大富豪】エプスタイン自殺の異常性 | ヤサグレもんの戯言

実話【ロリコン大富豪】エプスタイン自殺の異常性

⬛️実話【ロリコン大富豪】エプスタイン自殺の異常性

   人の持つ異常性は、「映画の世界」のものではない。

   マッドサイエンティストは、古くから存在し、ドイツを始め、国家ぐるみのものも数多く存在する。

   ある一人の大富豪が目論んだ実話を読んで頂こう。

⬛️【ロリコン大富豪】自殺のエプスタイン「同時に20人の女性を妊娠させる」計画も発覚! ホーキング博士ら招き赤ちゃん牧場、頭部・ペニス冷凍保存も!

 米国の大富豪ジェフリー・エプスタインは、100人以上ともいわれる多数の未成年の少女を性的目的で人身取引したとして裁判中の身であったが、先の810日、監房で自殺を図った事が報告された。彼の自殺により事件の全容解明はより困難なものになってしまったが、一連の容疑の中でエプスタインは何を目論んでいたのか今一度振り返る。


ジェフリー・エプスタイン 画像は「YouTube」より

 

エプスタインが科学界に入り込んだ理由


 さて、そのエプスタインはある計画を練っていた。


 彼は米ニューメキシコ州に所有している牧場を、彼のDNAを蒔くための場所-赤ちゃん工場-として使おうと計画し、著名な科学者をその計画に巻き込もうとしていた。


 エプスタインは、「トランスヒューマニズム」(遺伝子工学や人工知能等の技術を通じ人類を改善する科学)へ非常に興味を持っていたが、批評家は「トランスヒューマニズム」は、人類の生殖をコントロールする事から、現代の「優生学」と呼ぶ。


 エプスタインは金融ビジネスで成功を収め、富豪になった人物であるが、その背景は謎に包まれている。しかしエプスタインが、トランプ大統領や前大統領のクリントン、エリザベス女王の次男であるアンドルー王子らと親しかったのは事実で、重要人物と関係を結ぶテクニックに非常に長けていた事は確か。


 そして彼は自分の願望達成の為に、同じ手管を使い、密かに科学界の著名人たちに取り入っていた。


 まずエプスタインは、マンハッタンの豪邸でドン・ペリニヨンと高価なワインが豊富に供されるディナーパーティーを頻繁に開き、輝かしい経歴を持つスター科学者を招待した。

 

トップ科学者たちを集めて資金提供


 そのメンバーには、ノーベル賞受賞物理学者マレー・ゲルマン、理論物理学者スティーブン・ホーキング、古生物学者及び進化生物学者ステファン・ジェイ・グールド、神経学者でベストセラー作家のオリバー・サックス、優れた人間を作成する遺伝子特定に取り組んできた分子エンジニアのジョージM.チャーチ、MITの理論物理学者でノーベル賞受賞者のフランク・ウィルチェク等で、彼らは現代、最も優れた頭脳を持つ科学者たちと言える。


 エプスタインは科学者と親しくなるのと同時に、サンタフェ研究所、マサチューセッツ工科大学、メラノーマ研究アライアンス、プリンストン大学、コロンビア大学、ニューヨーク大学、コーネル大学、ペパーダイン大学、オハイオ州立大学、スタンフォード大学、UCLA、ロックフェラー大学、ペン大学など著名な大学に巨額の資金や寄付を提供。


 彼はまた、現在世界最大のトランスヒューマニストグループである「ワールドワイドトランスヒューマニスト協会」にも寄付。


エプスタインの長年の支持者の一人、理論物理学者ローレンス・クラウス博士(中央)。ハーバード大学心理学博士スティーブン・ピンカー(右)は、エプスタインを「知的ペテン師」と呼ぶ「Daily Mail」の記事より

 

エプスタインと科学者たち


 エプスタインは「役立つ」と思える科学者たちを、エプスタイン所有の島に招待。かの有名なホーキング博士も島を訪れ、エプスタイン氏がチャーターした潜水艦に乗ったという。


 エプスタインの島で、重力会議を開催した理論物理学者のローレンス・クラウス博士は、エプスタインの長年の支援者であった(最近、クラウス博士は、アリゾナ州立大学教授の職位を性的暴行の申し立てを受け辞任)。


 エプスタインが7億円を寄付し、設立を支援したハーバード大学進化ダイナミクスプログラムのマーティン・ノバク教授も、2002年にニューヨークマガジンのインタビューで、こうエプスタインを賛美。


「ジェフリー・エプスタイン氏は、物理学者の心を持っている。彼は私の同僚の様なもの」(マーティン・ノバク教授)


エプスタインのヤバすぎる野望


 しかし、エプスタインにうさん臭さを感じた科学者も多かった。


 ハーバード大学の認知心理学者スティーブン・ピンカー博士は、エプスタインを「知的詐欺師」と評する。


 ビンカー博士によると、エプスタインは「誰かに見られている感覚を引き起こす粒子」を特定する為に資金集めをする反面、飢餓を減らし、貧困層に医療を提供する研究を批判した。ピンカー博士がエプスタインに反対すると、エプスタインはイラつき、その後ピンカー氏は、エプスタイン氏の集まりに2度と招待されなくなったという。


 エプスタイン氏の本質を見抜いたもう一人の科学者に、バーチャルリアリティの創始者ジャロン・ラニア氏がいる。かつてエプスタイン氏は、原子の動きは、市場における投資家の動きと似ているという仮説を立てていた。しかしラニア氏は、証明できないアイデアは科学に値しないと考え、資金提供を断った。


 ハーバード大学法学名誉教授のアランM.ダーショーウィッツ氏も、エプスタインに招待されて、彼と会った事がある一人。そこでエプスタインが語った内容は、ナチスが人種浄化を目的として大量虐殺を正当化し、優生学を用いたものに酷似しており慄然としたという。

 

エプスタインの興味――優生学、赤ちゃん牧場、人体冷凍保存


 エプスタインは遺伝子操作、そして彼自身のDNAを永続させる事に大いなる興味を持っていた。


 トランスヒューマニズムの支持者の一人は、エプスタイン氏が、クライオニクス(人体冷凍保存)にも関心を持っていたと言う。エプスタイン氏は、自分の頭部とペニスを冷凍保存したいと考えていたらしい。


 前出のラニエ氏は、NASAの科学者とエプスタインの豪邸で出会ったが、その科学者は、エプスタイン氏がノーベル賞受賞者の精子を使って、一度に20人の女性を妊娠させる、いわゆる赤ちゃん牧場のアイデアを持っていると話した(実際、1人のノーベル賞受賞科学者は、エプスタインの研究所で精子の保管をしたことを認めている)。


 エプスタインは、頻繁に豪華なディナーパーティーを自宅で行い、そこには、高名な科学者と若い魅力的な女性が招待されていたが、その目的は、エプスタイン氏や科学者の子供を産む候補者を選別する為のものだった。


エプスタインが所有する米ニューメキシコ州の「赤ちゃん牧場」「msn」の記事より


「赤ちゃん牧場」のアイデアは、日本でも似たような事件があり、実際に子どもが何人も誕生している。


 エプスタインは、自分のDNAを世界中にばらまき、「優れた」人類を作る事に非常な執着を見せていた。そして幸か不幸か、それを完遂出来るだけの財力と著名科学者とのコネクションが彼にはあった。まさしく、SF映画の様なストーリーだ。もう既に「エプスタインの子供たち」は、世の中に現れている様な気がしてならない。


参考:「Daily Mail」、「msn」ほか

文=三橋ココ