桐一葉

美味しい肴と趣味の話


テーマ:

20110320 加筆修正、改題(2週間→2ヶ月)
20110410 加筆修正、改題(2ヶ月→3ヶ月)
20111223 加筆修正、改題(3ヶ月→9ヶ月)


バロンチェアに耐えられなかったので 、スピーナチェア(クロスバック)を購入しました。
比較検討してクロスにしたわけではなく、単にクロスバックの中古が激安だったので「とりあえずバロンの代わり」的な理由でしたが、クロスバックの購入記をあまり見かけないので意味があるかなぁと思って。


@座る人スペック
身長:173cm
体重:90kg
左右:がっちり骨太なラグビー選手や格闘家系
前後:残念なおなか
属性:かなり猫背&やや重めの腰痛&胴長足短
時間:1日最大14時間以上座る
用途:ゲーム、テレビ試聴などで、原則書き物はしない


@現段階の印象


おおむね満足。大当たりではないものの、当りの範囲。
夏ぐらいに新品に買いなおそうか考え中。
耐久性に不安はありつつ、それでも新品のクロスバック買いました。(20111223 修正)


が、いくつか問題が。詳細は後述


@スピーナチェアの仕組み
姿勢の変化に自動的に追従する仕組みですが、とどのつまり背がバネ仕掛けになっています。
浅く座るとせり出したランバー部が深い位置に座ったのと同じ状況をつくり、深く座ると加重でランバー部が引っ込む、という具合です。


つまり腰に対して常にバネの反発力がかかるわけで、これがエラストマーとクロスで大きく印象を変える原因になります。


@エラストマーとクロスの違い
クロスは長時間座った感想です。
エラストマーは30~60分程度×2回試座しましたが、主に2回目の感想です。
エラストマー2回目は後述の理由でエラストマーとクロスを比較するために、あえて腰が悪い状態のときに試しています。


(1)エラストマーの感想
腰の辺りを手で押してみると、まず大きくしなり、そして後ろにさがっていきます。
これがふわりとした座り心地と高いホールド感になっているようで、しかもリブ構造のせいか密着感はありません。またしなりがクッションになっているせいか、ばねの反発をあまり感じません。座面のどこに座っても、それなりに快適。
おそらく主にしなりが生み出すテンションで腰を支える思想なんでしょう、ハンモックやメッシュチェアに近い印象です。
そのため座面に深く腰掛けて、テンションを十分効かせるのが本来の座り方だと思います。


しかし私にはこの柔らかさが仇になりそうでした。
浅掛けすると顕著ですが、ランバーが腰を支えるというより当たっているに近く、だんだん背中が丸まってきます。その結果、バロンチェア同様の痛みが腰に溜まってきました。これは程度の差こそあれど深く座っても同じだったので、数時間座るとかなりきつくなる予感がしました。

(20111223 修正 ここから)
その意味では一番の売りである「くずれた姿勢で座っても腰を支える」と言うのは背やランバーサポートをあまり頼らない人には当てはまると思いますが、私のように思いっきり頼る人はじっくり座って検討するほうがいいかもしれません。
その意味では一番の売りである「くずれた姿勢で座っても腰を支える」と言うにはちょっと弱く、猫背の強い人には合わないかもしれません。
柔らかいソファに座ると腰が痛くなる人、長時間座りっぱなしになる人、浅掛け中心の人は、じっくり座ってから購入したほうがいいかもしれません。
といっても腰が悪いときに座ったからすぐわかっただけで、1回目は全く気が付きませんでした。あれほどつらかったバロンチェアも同様で、30分ではわからず3~4時間後に痛み出しました。借りて座らない限りわからないかもしれません。
(20111223 修正 ここまで)


また体を左右に振ると背がふにゃふにゃして、頼りない感じがします。横のものを取るときに背を頼りにするとドキッとすることがあります。


(2)クロスの感想
先に書いてしまいますが、ばねの反発力を露骨に感じるので非常に癖が強い椅子という印象です。


腰の辺りを手で押してみると、若干のしなりと同時に背が下がり、最後まで下がると再びしなります。目いっぱいしなるにはそれなりに力必要なため、座り心地はかなり硬い印象になります。この硬さで腰を支える設計なのだと思いますが、エラストマーやメッシュチェアの後に座るとなおさら硬く感じます。
しかも普通の椅子のように座面の一番深いところに腰を落とすと、特に前掲したときに尻をつかんでぽーんと前に放り出すような圧力を感じます。


が、しかし。
これは反発力が一番強くなる状態で座っているからであって、P.S.SとA.L.Sを考慮して若干前に腰を落すとずいぶん印象が変わります。
反発力は当然弱くなりますが、かといって重さに負けることがなく、意識して押さない限り完全に下がり切りません。この状態ならクッション性も出てきますし、エラストマーよりしっかり支えられている印象で、腰が丸まりにくいように思います。さらに浅く腰掛けても、しなりづらいためほどほどに腰を支えてくれます。
そういう意味ではエラストマーよりは「くずれた姿勢で座っても腰を支える」という売り文句にふさわしいと思います。
(20111223 加筆修正 ここから)
使い慣れて崩れた姿勢なりのベストポジションに自然に座る癖が付くと、筋肉の疲れが少ないのは特筆物で、他の椅子にない大きなセールスポイントです。

だからといって万人にとって快適とは限らない。
腰を落とす場所に対して反発力が快適かどうかは、体格や体重次第、感性に大きく依存するため、合う合わないが出やすい椅子だと思います。
(20111223 加筆修正 ここまで)

ついでに言うと、後傾のときは思いっきり深く座るのがベストポジションぽいです。 というか、背の角度によってベストポジションが変わると言ったほうがいいかもしれません。めんどくさっ。
でも深く座っても直立しているときより反発は感じないですし、エラストマーより腰の部分は当たっている気がしないでもありません。またふにゃふにゃ感はエラストマーよりマシなので安心感はあります。


以上を踏まえ、クロスバックを試すときのポイントは
 ・座面の反発力がちょうど良い場所を探す
 ・その場所に長時間座って腰や背中に負担がかからない確認する
 ・ホールド感が自分に必要か考える
だろうと思います。
反発力は「ちょうど良い」より「ちょっと弱い」場所を探すのがいいかもしれません。


ホールド感に乏しく密着感が高いのも好みが分かれるところだろうと思います。個人的には腰に負担がかからないことが重要ですが、後述の通り同じ姿勢が長続きするので、ホールド感の有無は重要視していません。
密着間の強さは暖かくなってきて、ちょっと不快に感じるようになりました。こればっかりはクロスバックである以上は逃れられないので、空調でどうにかするしかありません。


@改めて思った&新しく気づいたいいところ
比較のところと多少かぶりますが。


・直立姿勢が長く続き、ぐでっとならない
・尻が前に動いてもランバーサポートが「わりと」しっかり腰を支える
・3段階ロッキングレンジが丁度良い
・クロスの肌触りがよく気持ちがいい
・肘掛がぷにぷにして気持ちがいい
・肘掛が高く、作業中にちゃんと腕が置ける
・肘掛の高さ調整がかんたん
・エラストマーほど背がふにゃっとならない
・クロスの肌触りがとてもいい
・腰痛が良化傾向にある


CXチェアのときは、気が付くと尻が座面からずり落ちるくらい、ぐでっと座ってました。バロンチェアでもかなり前に移動してましたが、それがなくなっています。せいぜい尻がちょっと前に動く程度。これは同じ姿勢が自然に続いて腰にかかる負担が軽くなった結果だと思っています。が、これが落とし穴。
リクライニングは最初バロンと同様に一番硬くしてフリーにしていましたが、今は一番ゆるくして、気分で角度を変えています。ただ後傾すると30分~1時間程度で腰が痛くなるので、今のところほとんど直立です。


肘掛もかなりヒットでした。
そもそもぷにぷにした肘掛は初めてで新鮮ですが、手触りもさらっとして気持ちがいいので、たまに意味もなくぷにぷにしたりなでたりしています。また一番上まで上げるとバロンよりも高く、加えて座面高を最低にしても机と同じ70cmになります。これなら直立しても肘が置けるので、キーボードを10cm手前に引き寄せたところ肘から手首が肘掛と机に乗ることになり、机にだけで置いていたときより肩が楽になった気がします。
さらに高さ調整をしやすいので、直立のときと後傾のときで高さを変えています。直立のときは一番高く、後傾のときは机の下にもぐりこむので、一番低くして使用していません。


購入後1ヶ月した辺りから腰痛が良化傾向にあります。私の腰痛は骨から来るものと筋肉のこわばりから来るものと2つありますが、後者が良くなっているようです。腰周りの筋肉的な痛みはかなり緩和されました。
これに関してはスピーナチェアだからというわけではなく、肩口までサポートされるハイバックチェアになったことと、整体に行く頻度がCXチェアのときより増えた(*)ことが大きいと思いますが、腰と背中に負担がかかりにくくなったことは確実に良化の手助けになっていると思います。


*:45~60分×1~2回/週1→30分×2~3回/週1


@悪いところ&困ったところ
・一定時間を越えると急激に尻が痛くなる
・キャスターがカーペットにめり込む
・ロッキングレンジは5段階くらい欲しい
・耐久性はやっぱり不安
・座りなおしづらい
・肘掛の角度が変わりやすい
・座面の奥行き調整ができない
・背の高さを変えられない


うちはテレビとパソコンが兼用ですし、食事も含めて全て机の上で済ませられるようにしています。そのため家にいる間はほとんど椅子の上で過ごします。長いと1日14~16時間くらい座ってますが、姿勢の変化が少なくなったせいか、8~10時間くらい経つと急激に尻が痛くなります。尻の肉ではなく坐骨や仙骨が。
クッションを敷くと高さが変わってランバー部が変な位置に当るのでダメでした。ショールームのお姉さんに聞いてみたところ、やっぱり意識して休憩とって動くしかないみたいです。
(20111223 修正:慣れてきたのか痛くなることは少なくなりました)

そうして動かないのはカーペットにも影響があって、席を立つのに椅子を動かそうとすると、キャスターがカーペットにめり込んでうごかしにくい。うちはパイル長がちょっと長いタイルカーペットなので余計にかもしれませんが、そりゃもう、くっきり跡が残るくらいにめり込むので動かしにくくてしょうがありません。今のところカーペットは気が付くと復元してるので問題ありませんが、チェアマットでも考えたほうがいいかもしれません。
腰の調子が良くなってくると、ロッキングレンジはもう少し浅い角度が欲しいと思うようになりました。直立と真ん中の間にもう1段階欲しいところです。


(20111223 修正 ここから)
耐久性はやはりかなり不安です。中古とはいえ、傷や汚れがほとんどない新品同様でしたが、1週間経ってギシギシときしみましました。ショールームのお姉さんに相談したら開発の人にわざわざ聞きに行ってくれたようですが、きしみは基幹のボルト4本のどこかに油を注せばおさまるものの、原因の特定が難しく、素人が分解するのはお勧めできないとのことでした。
バネ仕掛けもへたらずにどれだけ持ってくれるかが心配です。5年持ってくれれば御の字ですが、どうなんでしょうか。
ギシギシ鳴っていたのはランバーサポートですが、ほぼ鳴らなくなりました。変な体勢で座るときに鳴るくらい?A.L.Sのバネのヘタリは心配ですが、リクライニングのときにギシギシ鳴るわけではないので、耐久性はそんなに心配しなくなりました。
座りなおすときに座面がぎしぎし鳴ることが増えました。またA.L.Sのヘタリを多少感じるようになりました。元が中古購入なので合計の使用年数はわかりませんが、10年使えるのか不安があります。
(20111223 修正 ここまで)

ここからは言うほどの不満ではないですが、一応。


普通の感覚で座りなおそうと腰を上げると、座がスライドして結局もとの位置になってしまうことが往々にしてあります。前傾から後傾にするときは、肘掛に体重を乗せて位置を調整するか、座の上をずりずりと動かないといけません。めんどくさっ。
また肘掛の角度を変えやすい反面、席を立つときに少し当るだけで一気に角度が変わります。こんなに変わりやすいと耐久性がやっぱり心配になります。


座面の奥行き調整ができないので、後傾のために一番後ろに腰を落とすとひざ裏がギリギリ座面の端に当らない程度になります。足が短い悲しさですが、もうちょっと余裕が欲しいと思います。
ランバーサポートも私の上半身だと微妙なところですが、もうちょっと上にあって欲しい。175cm以上の人だといい位置に当らないかもしれません。
結局のところ、ショールームのお姉さんにも言ってましたが、スピーナチェアは調整はいらないけれど、ジャストフィットにはできません。
この辺が新品に買いなおそうと踏み切れないところです。かといって別のを買ってハズレだと、これまた・・・。


@腰の状態が悪いときに使ってはいけない?


以下は万人に当てはまる話ではありません。


到着から約1週間はかなり腰の状態が悪かったんですが、30分~1時間程度で腰に違和感が出始め、下半身にずーんとする痺れのような痛みがありました。
集中力が切れると意識が行く、意識が行くともう一度集中するのに時間がかかる、という絶妙に集中の邪魔になる程度で、耐えられないほどではありませんが、少なくとも仕事場の椅子(オカムラのカロッツァ)では起きにくい痛みです。


これはランバーサポートが私の腰痛箇所(第4、第5腰椎付近と左右の腸骨の上部)に満遍なく当っているうえに、ベストポジションに座っていなかったため、反発力が腰を圧迫していたせいかもしれません。
腰の状態が良くなってくると全く気になりませんが、今でも調子が悪いときは下半身に響くことがあります。


エラストマーを試したのはスピーナチェアの基本部分に満足しているものの、痛み軽減効果があるのか比較するためでした。結果、やはり当りはソフトに感じるものの、20分ほどで同じように下半身に響くものがありました。
クロス到着時よりやや上向いた状態でこれなので、スピーナチェア自体が私の腰痛と相性が悪い可能性もあります。


@付記 A.L.Sのロックについて
イメージ的には全くせり出さないように思いますが、そういうもんではないようです。
サポートに聞いてみたところ、基本的にせり出すのは同じで、その幅が違うとのこと。ただし微妙なフィーリング程度の差なんだそうです。
腰が痛い人が浅く座ったときに使う緊急避難措置のようなもので、スピーナチェアのコンセプトとしても基本的にフリーで使ってくださいとのことでした。


教えてもらったロックの確認方法は以下の通り。
 ・椅子の前に立つ
 ・片ひざを座面の前のほうに乗せてぐっと押す
 ・上から見てせり出してくるランバー部の位置の違いを見る


L尺を当てて比較してみたところ、確かに1cm程度の差がありました。
が、これを見てわかるかと言われると・・・うーん。

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