登場人物の紹介
老人ホーム→湯婆婆の館
看護師→S子
看護師→アナー
相談員→茶瓶
相談員→ジェントルマン
施設トップ→肉団子
事務長→ヤクザ(肉団子の夫)
では、始まり
ドクターは来てすぐに監査の話をし始めた。
S子は慌てて、ボイスレコーダーをONにした。
👨⚕️ドクター「そうとう詳しく聞かれたみたいやな」
S子「え❓そうとう詳しくですか❓」
👨⚕️ドクター「そうや、施設内の者でしかわからん事を聞かれたみたいやで。肉団子さんの行動を逐一わかってる者じゃないとわからん事を聞かれたらしいわ。」
アナー「へえーーーーーーーーーーー
じゃあ、側近ですか❓」
S子「肉団子さんの行動を知ってるとしたら側近ですね。」
👨⚕️ドクター「ははははは、それを調べに来たみたいやな」
ドクターは笑った。
そりゃあ、他人事ですからね
S子「ていうか、ドクターは直接、肉団子さんから聞いたんですか❓」
👨⚕️ドクター「そうや、この間来た時に、そう言うてたわ。」
S子「へぇーーーーーーーーーーーー肉団子の行動を逐一知ってる人❓」
👨⚕️ドクター「そう」
アナー「知ってる人しか無理なんですね。」
S子「どういう事やろ❓ドクターは内容を聞かなかったんですか❓行動を知ってる人が何を言うんですか❓」
👨⚕️ドクター「だから、休んだり…そういうことを、全部…あれや…わかっとる奴や。出勤してなかったり…そういうことを逐一把握しとる奴や。」
S子「へえーーーーーーー。すごい…」
👨⚕️ドクター「私的なことで使ってるとか言うことをチクったんちゃうか❓」
S子「・・・」
アナー「・・・・」
👨⚕️ドクター「けったいな奴がおるんやなー、え❓おい。」
S子「…うーーーーん…」
👨⚕️ドクター「チクったから言うて、どないなるんや。ええ事あるんかい。なあ❓」
S子「うーーん、そうやね。」
👨⚕️ドクター「兵庫県の齋藤知事みたいなもんや。」
アナー「はははははははは
」
S子「ははははははは」
アナー「齋藤知事はパワハラで問題になってますね。」
S子「今、流行りやね。」
👨⚕️ドクター「ふふふ、齋藤知事は何食わぬ顔して頑張ってるぞ。ははは」
S子「そやね」
👨⚕️ドクター「うん」
そして再び…監査の話を始めたのは
仕事がひと段落してからであった。