やはり、老兵は消え去るのが一番だ。 | Museo Kircheriano

やはり、老兵は消え去るのが一番だ。

著作権保護期間、死後50年から70年への延長を巡って賛成・反対両派が議論

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/event/2006/12/12/14210.html


私は、現行の50年でも長すぎだと思う。

出来れば20年以下でもいいとさえ思う。

著作者の権利は、守られて然りだが、「著作権利者」の保護なんて、冗談ではない。

遺族なんて、冗談ではない、息子なら自分で仕事をしろってんだ。


そこで巷で、盗作騒動を起こした翁の松本零士ですよ。


一方、漫画家の松本零士氏は、「先人のご遺族から涙ながらに『私の主人の著作権はあと数年で切れます』と訴えかけられた時に、どんな気持ちだと思いますか」と語り、保護期間を70年に延長すべきだと訴えかけた。「利用されるとかされないだとかという問題ではなく、作家というのは自分の信念に基づいて、自分の意思を心の目で書き記すのが仕事。保護期間が短ければ短いほどいいというのは間違いだ」と主張。また、過去の作品の応用については、古典と現代の作品を混ぜて考えるべきではないとして、「先人から多くの物を学ぶのは事実だが、学んだら学んだだけの敬意を存分に払うべき。作家の全生命をかけた作品(の保護期間)が、短くていいはずはない。私は70年ですら短いと思っている。これは、何のために自分は作家になったのかという信念を考えた時に、どうしても譲れない一線。いささか単純明快すぎるかも知れないが、私の心情としてはぜひ延長していただきたいと断固主張する立場」と述べ、保護期間の延長を訴えた。


論点も視点もおかしな弁だ、死後70年守られる権利が作者にどんなプラスを与えるというのだ?

生きているときに権利をしっかり保護されるべきだろ?

古典と現在の作品を区別しろだぁ?

するってえと、ジャズやポップスの引用はNGでも、クラシックのパクリはOK?

関係ないだろ、そんなもの。

大体、自分の信念でないものを描いてたんまり金を訴訟で巻き上げた村上隆って、山師がいるだろ。

遺族に訴えられると、困るかもしれないが、でも作品の権利は著作者当人なんだよ。

生命保険ではないんだよ、著作権は、莫迦か?


保護機関の延長だけが先人たちの敬意を払う方法ではないだろ。

偉大な先人たちが築いたものをより高度に発展させることだって、敬意を払うことにはならないか?

カントリーのギタリスト偉大なプレイヤー、マール・トラヴィスの手法を発展させたのがギャロップ・ピッキングだ。

先人を超えようとすれば、それが新たな創作になるんだよ。

みんな偉大な先人から学ぶんだよ、いつだって、創作では。


志の低い連中が、先人を超えられないと言って、やるのが安直なオマージュとかインスパイアってやつだろ。

志のある人間は、パクリではなく、いつだってその先にあるものを目指すだろう。


松本零士は、先人に敬意を払っているんだろ。

そして、それが神聖不可侵であるとも思っているんだろう。

ならば自分の作品から外さなければならないものがあるよな、宮澤賢治方面の。

オリジナルより優れているとは、必ずしも言えんよな。


私は,一端発表されたら、作品はオーディエンスと作者のものなんだよ。

権利は作者でもいいけど、オーディエンスのことも考えて欲しい。

自分の仲間で好きな歌手の歌を歌って違反?音楽違反??

作品の楽しみ方は、CD聞け!だけか?

違うだろ、鼻歌だって、問題ないだろ?バンド演奏だってさ。

これが、創作の一部とかで使い、なおかつ対価を得るのが目的なら、使用料も

当然だろう、でもそれは、アーティストに対してだ、間違っても権利屋ではない。


他人の創作物、そのもので、なおかつ、それがアートって言われる人もいるだろ?

ウォーホールとか、リキテンスタインとか、こいつらはなんなの?


そもそもクリエイターのくせに古典と現代と区別すんなよ。

シェークスピアもブラッドベリも、トマス・ピンチョンも同じに見ないと。


つまらん時代になったもんだぜ。


ディズニーも潰れて欲しい会社だが、松本零士にも消えて欲しいと思う記事だ。