所長AがCに怒りネチネチと責められ、その話をCが私に愚痴り、私がお節介心でCが思った事をAに伝えてしまった為にCが私に怒った、、と前回記事にした。


要するにCは、私が告げ口したと思っていた、だから怒ったのだと思う。


その後、私なりに「告げ口」の境界線は何だろうと考えた。

本人(例えばA)が居ない場で、悪意なくその人(A)の話をするだけなら、単なる噂話に過ぎないし、よくある事だ。

でも今回のような、多少でもAに反省を促したい、Cにはもっとやりやすく仕事してほしいという想いで「CはA所長のこと、こんな風に言ってましたよ」と言うのも、告げ口になってしまうのだろうか。自分は、Cが怒って当然の、そんな下品な事(告げ口)をしてしまったんだろうか。


数日後まで悶々としていたら、Aの方がその話を振ってきた。

「自分(A)、miさんからCの話を聞いた後、やっぱり自分も悪かったな、と思ってCに電話したんですよ」

「自分もCに負担かけすぎてたと反省して、B 課長にももっと助けて貰うよう、Bとも話しました」

私が伝えたかった想いを、私が帰った後Aは冷静になったのだろう、ちゃんと理解していた。理解してくれたから、私は「告げ口した」事にはならずに済んだと思う。


「Cが、"miさんが俺(C)の悪口を(Aに)言ってた"と云うのではなくて、miさんは良かれと思って話てくれたんだから」「Cは"miさんに電話する!"って鼻息荒かったんですけど、やめとけって止めたんですけどね」「mi さんだって、Cが"悪口を告げ口した"と取られると思ったから、私(A)に"聞かなかった事にしてください"って言ったんでしょう?」ともAは話してくれた。


私が話をした事で、結果的にではあるが、AはBにもっと助けて貰えるように話をして、その分、Cの負担は減るだろう。

良かったじゃないか。


Cが怒りの電話を私にしてきた時は、私の説明でCは一応トーンダウンしていた様だったが、電話を切る時「何て締めたら良いのかわかんないっすけど」と言うので「次に顔会わせる時も、いつも通りにして下さい」と言って電話を切っていた。

その通り、Cとはその話には一切触れず、いつも通りにお互い接している。


だけどなんだろうなぁ、Cに対して前のように話は出来なくなったと感じているし、私の中でCは「要注意人物」になってしまった。うまくいってないというCの奥さんの気持も、何となく分かるような。

ま、これこそ余計なお世話なのだが。