石巻で開催された、三陸オイスターフェスティバルにボランティアスタッフとして参加してきました。

この日は風は強いものの、とってもいいお天気となりました!
翌朝目覚めてビックリ!昨夜迷いながら辿りついたサンファンヴィレッジのお宿、とっても見晴らしの良い場所にありました…。
青空、海が綺麗です。

広場に集まると、既にあちこちで皆さんが動いています。
とりあえず人が多く集まっているところをめがけて集合。集合30分以上前でしたが、既に皆さん作業をされ始めていました。

全員ミーティングの前に、まずはチラシ入れら。
高校生や大学生、会社全員など、全国各地からボランティアにいらしているのですね。
そして、全員ミーティングの後、各班毎に集まって開始。
私はドリンク販売を担当させていただきました。

開会前からすでに会場はお客さんでいっぱい!
仙台や石巻のイオンからシャトルバスがでているということもあり、老若男女問わず大勢の皆さんがいらっしゃっていました。



販売も、おそらく他のブースも、既に戦場です。とにかく忙しい!



牡蠣を食べ、お酒を飲み、皆さんがとても楽しそうでご機嫌な様子がよく見えました。
牡蠣の殻むき大会も大いに盛り上がっていました!

以前牡蠣の殻むきを自分でやってみたとき、力の加減がとても難しくて一つ開けるのだけで2分とか3分とか…いやもっとかかっていました。
皆さん早いこと早いこと!あっという間に牡蠣が剥かれていきました。
ちなみに、剥かれた牡蠣はお隣の試食用ブースで、シチューやフライなどに変身!どれもこれもとっても美味しそうで、あっという間になくなっていました。


石巻のキャラクター、いしぴょん。こっちは男の子。女の子の方はピンク色でいしぴぃというそうです。


まん丸でカワイイ♪子供たちに大人気でした。

今回の会場のサンファン・パーク。慶長遣欧使節団の資料館です。



慶長遣欧使節団が出帆してから今年が400年目だそうです。
下にはサンファンバウディスタ号が見えます。
こちらは、今年の11月3日に再開館するそうです。楽しみですね!

こちらは一緒にボランティアをしたOさんに、お昼に御馳走になった焼き牡蠣。

プリプリホクホク!Oさんごちそうさまでした!

石巻や大船渡、南三陸、仙台、震災後に東北に移住されたアーティストや表現者の方々のパフォーマンスや歌が会場に響きます。それぞれの想いを抱いて、色々な事を呑みこんだり表現してステージに立たれていることと思います。
また、宮城県内の高校生たちのチアリーディングにもとてもとても感動しました。
躍動感、って素晴らしいですね。


ボランティアの一日は、あっという間に終わりました。
最初は泡ばかりになったビール注ぎも、ちょっっっっとだけ上手になりました(笑)。
何度もおかわりに来てくださった皆さん、ありがとうございました。


本当に忙しかったけれど、お互い名前も知らない人たちと働いた一日、アイリンクの会社の皆様や生産者の方々は勿論、スタッフも、お客さんも大きな一つになった気がしました。
第一回目ですがとても大盛況で、大きなご苦労と道のりがあられたことと思います。
代表者の齋藤さんは東北を震災前以上のものに!というメッセージを、復興牡蠣オーナー制度が始まった時から言っておられます。
多くの方の願い、想い、これからへの決意、そんな一つ一つが集まった今回の三陸オイスターフェスティバル、本当に1スタッフとして参加させていただけて良かったです!
ご一緒させていただいた、Oさん、Oさん(お二人ともOさん)ありがとうございました!


来年も開催予定だそう。
来年は…ぜひ食べる方で参加してみたいです(笑)!



震災のあったあの日からずっと、私が無理なく続けてやってきたこと、できることといえば、ずっと変わらず購入すること・寄付をすることなのですが、足を運ぶことの重要さも感じました。

昨年気仙沼に行った時、行くと決めた時、冷やかしになってしまいはしないか行ってもいいものなのか、と思い悩んだりもしたのですが「来てくれてありがとう」「知って欲しい」と何度も言っていただいたり、足を運んで現地を知ること・あの日と苦しい想いをされた方々を少しでも身近に感じること・忘れないこと、お金をそこで使うことの大切さなどを考えました。
また、先日タクシーの運転手さんや街の方々などの話から、実際被災者同士では遠慮して言えない、ということもチラリとお聞きして、今回のように「被災者同士では言えない」ことを少しでも話して、もしかしたら少しでも楽になっていただける…のかもしれない。
本当にそうかはわかりません。でも、被災者同士だからこそ、言えないこともあるんですよね…。そんなこともこの2日間で考えたりしました。

結局、自分ができていることなんて本当に本当に本当に小さなことです。
でも、買うこと、足を運ぶこと、絶対に忘れないこと、そういうことをきちんと、これからもずっと心に置いておきたいと思います。



そしてシャトルバスで仙台へ。沿岸部にはまだまだ深い爪痕が…。色々な想いを抱きながらバスに揺られていきます。




ホテルにチェックインして荷物を置き、前回来たときには利久の牛タンをいただいたので今回は喜助の本店へ行ってみました。
繁華街を少し離れた地下にあるためか、すぐに入ることができました。



自分では1杯も飲んでいないビールが染みわたります(笑)。
厚みも焼き加減も私好み!美味しかったです(*^^*)

この時間を過ごせることに感謝しながら、仙台の夜は更けていきました。