Vol.662『頭の中は希望が整理されていない⑧』
前回は、
「迷いがないというのは、本質的な自分の思いに思考が提案した選択肢が合致したこと」「本質的な自分の思いと、思考が提案した選択肢があっていると迷いがなくなる」
「自分の望まない出来事が起こった時、自分を説得したり、あきらめたり、自分が我慢したことで丸く収まった、と思わないこと」
というお話をしましたが、思い当たる節はありましたか?
これ、みんなみんなそうですから、安心してください。
そして、自分自身の中に何か迷いがある限り、自分自身に真摯に向き合う必要があるというのはもう逃げようのない真実です。
最近はずっと「自分の本当の思いを感じよう」ということを書いてきましたが、ここで一息つきましょう。
自分が思っている以上にどろどろしてものが出てきてしまったという相談を受けました。
はい。いいんですよ。
だって、本当の思いですよ。
もちろんきれいなものもあるかもしれませんが、ねばねば、ぎとぎと、ぐちゃ~っとしたものが出てきても不思議はありません。
むしろ、そんなどろどろエネルギーが自分の内側に隠れていたなら、黄金の現実を創造することはできませんから、見つけられてラッキー!という話です。
良かったですねえ、と言ってあげたいのですが、そんな風に思えないかな?
ただ、少し誤解を恐れずに言うならば、それらのどろどろしたものは本質的なあなたが真に望むものではありませんから、安心して、というところかな。
え、本音じゃないの?
本音なの?
混乱させてしまったら、ごめんなさい。
感情は複雑に絡み合っているので、簡単には説明しにくいのですが、もう少し説明しましょう。
私たちは建て前を持っていますよね。
建て前は大抵はかっこよいです。
そして、本音があります。
本音とは物事を丸く収めようと隠していた自分の思い、感情。
ここが、我慢していたり、自分に無理させていると、どよ~んというエネルギーになってしまいます。
ただし、
私たちは素晴らしい現実創造をするために、自分の望みをシンプルに叶いやすくするために、
思いをシンプルにしていく必要がある。
だから、「建て前をやめ、自分の本音を捉えよう、本音を見つけよう」というところに今着ています。
今回はその過程で、自分の本音を見つけてびっくり、どよんと落ち込んでいる方がいらしたので、「その本音は本質的なあなたの望みとは違うということを理解していたらいいかな」という話をしました。
どういうことか、わかってきましたか?
どんなに意地悪をしている人も、どんなに自分勝手な人も、本質的な自分という存在は愛の状態です。
ここ、大事です。
「愛おしい」は感情ですが、愛は状態です。
「人を慈しむ」という状態がどんな人の中にもあるんです。
だから、自分の中からどんなにブラックで、ぎとぎとしたものがでてきてもOK。
それは本当のあなたではない、ということを理解してください。
だから、建て前が「善人面」で、本音が「ブラック」でも全然OKということなんですね。
むしろ、善人面だから、本音がブラックなのでしょう。
「私は困っている人を助けて、世の中のために働きたい」の本音が「私をすごい人と思って!」「私を称賛して!」「私は頑張っていると言って!」なんて当たり前のことです。
まずはその「え~っという自分」を認めることなくしては、黄金創造はできませんから、自分に正直に、まずはそこを意識してみてください。
その時、少し自分の内側を感じる際に痛みがあるかもしれませんが、大丈夫。
そのブラックはあなたではないのですから。
自分だと思っていたものを引きはがす痛みだと思って、正直な自分を見つけてください。
続きは次回(^^)。
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