こんにちは☆
妄想二次小説を読んで頂いてありがとうございます☆☆☆
さて、以前短編でアップした「咎人の望」ですが、昼ドラ風の少~~~し(?)泥沼的なお話ですが、続きを書いてみました。
蓮くんの略奪愛のお話です。
しょっぱなから限定話になっていますので、お分かりだと思いますが(笑)
そのため、こちらの連載に限りは不定期更新とさせてもらいます。
気持ち的に連続して書き続けられる自信が無いので・・・・。
そして、読む方も好き嫌いがあると思いますので。
あまり泥沼にならないように、そして最後はある程度のハッピーエンド方向にかたむけられるようしたいと思いますが・・・・・。
一応、限定を読めない方の為に簡単なストーリーです。
蓮は友人の婚約者と紹介されたキョーコを愛してしまいます。
気持ちを押し込めていましたが、ある日友人が出張中にキョーコが事故にあってしまいます。
そしてその事故でキョーコは記憶喪失になります。
キョーコが天涯孤独な事や婚約者が出張中の事から、蓮はキョーコに自分が婚約者だと嘘をつきます。
そして騙したまま関係をもってしまいます。
いつキョーコの記憶が戻るのか判らない
いつ婚約者が帰ってくるか判らない
決して永遠では無い楽園の中でキョーコとの愛を深めていく蓮
二人の結末は・・・・?!
と、予告風味にしてみましたが・・・こんなお話です。
気が向いて頂けましたら、お目通し頂ければ幸いです☆
では、1時間後にアップ致します☆
~限定話一部抜粋~
「・・・・・・ありがとうございます。蓮さん。蓮さんが私の婚約者だなんて最初に病院で聞いた時はすごく驚きましたけど・・・」
「けど?」
「・・・・嬉しかったです。きっと記憶を無くしても、蓮さんを愛した想いまでは覚えていたんですね」
頬を染めて嬉しそうに語る彼女を直視できなくて、きつく抱き締めた。
本当にそうであったならどれだけ幸せだったか
でも、それは違う事を俺は知っている。
彼女は俺の友人である「本当の婚約者」を愛していた。
彼が中期の出張で海外に行っている間とても辛そうにしていた。
その姿を見るたびに俺ではダメなんだと打ちのめされた
だから、事故で全てを忘れてしまったと聞いた時にチャンスだと思った。
天涯孤独な彼女は、結婚する為に婚約者のいるこの国に来たばかりで知り合いもいない。
そしてその婚約者は携帯の届かない辺境へ出張中でこの事態を知らない。
「・・・・・・あなたは?」
「・・・・・・・君の婚約者だよ」
事故にあったと聞いて駆けつけた病室で、俺は甘い甘い誘惑に乗った。
彼女が手に入るなら悪魔に魂を売ったってかまわなかった。
いずれ地獄に落ちようとも
「・・・・・・蓮さん?」
腕の中でキョーコの戸惑った声が聞こえてくる。
彼女は俺のモノだ
ずっとずっと焦がれて・・・欲して・・・愛おしくて愛おしくて・・そして狂ってしまったんだ。
「俺も君を愛している」
深く合わせた口付で再びともる熱。
信頼しきった目を向けてくる彼女に微笑んで、組み敷く
甘い声が再び響くまで時間がかからなかった。
ずっとこの部屋に閉じ込めて
ずっと俺に揺さぶられ続けて
ずっと俺だけを見ていて
二人だけの世界で生きていければいいのに
どうか夜明けなど来ないで