先日、あるクライアントさんとのセッションで興味深いことが起こりました
このクライアントさん、初めて試みるプロジェクトで意気揚々と色んな事を一気にこなされる方で
いつも凄い人だな〜と常日頃思っていたんですが
ある時からあれ?どうしたのかな?と不調をなんとなく感じる事があったんです。
そんなある日、真剣な顔して「進めないんです」と。
原因は、実は「どう対処したらいいかわからない」だったんだ。。
そこで、思わず私「ええー!?なんですぐ言ってくれなかったんですか」と。
返ってきた答えが、「これ聞くことって、ちょっと…迷惑かなって」というもの。
おお、これはあるあるでしょうか
もしくは聞きづらい雰囲気だしてたのかな?と心配にもなり
そしてこんなことを思い出しました。
わたし、昔あるセッションの質問タイムで質問したらキレ気味の塩対応された経験が笑
そう、なんでも聞いて良いって言っておきながら、本心はそうじゃない人も中にはいるんですよね(笑)
後から振り返ってみると、キレたあの人、実はその質問に答えられないだけで焦ってたんじゃないかと。
人は、知らないことを「恥」と感じる文化があるから、知らないことを露呈する質問って、結構リスキーに感じる人もいる。
良い悪いはなしでね。
それとも違う理由もあるのかもしれませんが。
でも、知っているフリをして時間を無駄にするのはもっとリスキー。
そんな私はどうしてもわからないことは、あえて積極的に質問するようにしています。
嫌な対応されたり恥ずかしい時もあるけどね
それに、最近感じたこと。あまりポジティブなエネルギーを感じない集まりに多いと思うけど
自分が思いつかなかった質問をする人に対して、あ、その質問考えつかなかった、私も知りたい!と思っていたら
答える立場の人なのに嫌な態度をとる人がちらほらいたことが。
そういう人たち、実は質問の答えが分からないだけなんじゃない?と密かに思ってる(笑)。
もちろん、質問する側の姿勢も大切ですけどね!
ただの攻撃的な質問や(タダでくれくれさんに多い気が)、無関係な質問は避けたいところだし。
でも、知らないことを恥とする文化、それってもう古いんじゃない?かとも思います。
それが嫌なので私は一人で分からないときは「一緒に調べよう」スタンスを忘れないようにしてます。
この情報が溢れている時代でも自分で探してみても答えが見つからなかったら質問すべきだし
今回のこの方の時間がもったいなかったな、と残念に思ったんです。
だって、そこで得られる知識は、次回のための武器になるんですから。
それは、質問することで新しい視点や知識を得られ、
ビジネスをさらに進化させるチャンスが生まれるからです
要は、知らないことを「恥」にしないで、
もっとオープンに質問の力を使ってみることって大切なんじゃないかなと。
これってうまく行ってる人はそうなんだって気づいたんです。
なのでこれが、次のステップへの鍵だと、私は信じています。