ディア・ファミリー | みぃやんのこんな事…。

みぃやんのこんな事…。

面倒くさがりの私の独り言。

草刈りの続きをしようかと考えていたのに、朝カーテンを開ける前からザーザーと降る雨音で早々に諦めた月曜日です。

 

 

 

 

‟出かけて帰ってきたら丁度いいタイミングで雨が上がって曇りになってるかも。そしたら草刈りしよ!指差しと思っていたのだけれど、出先からの帰り、山から立ち上る靄が良い感じだなと思っていたらポツポツと降り始め、今は土砂降りの雨が降っています。

 

 

 

まっ、今日はやるなってことなんだと思って、後の時間はゆっくりと過ごすことにします。

 

 

 

 

あっ、そうそう。無事に一昨日、やかん風呂から卒業したんですよ!!

 

 

 

 

こないだも書いたけれど、タンクやホースではないエコキュートのどこかの故障で、水も溜まらずお湯も出ず。

 

 

 

 

行ける日は母や子ども達と日帰り温泉通いをしていたのだけれど、遅番になると営業時間には間に合わず。大きなやかんと小さなやかん&ティファールでお湯を沸かし、洗濯桶に適温のお湯を作って洗面器で汲み上げてちびりちびり使っていた私。

 

 

 

 

 

もう暫くは無理かもと思っていたら、土曜日に業者の方が来てくれて修理完了キラキラ

 

 

 

 

 

場合によって(素人が勝手に何かをして壊していたとか)は修理費等の請求が発生するかもという話だったんだけど、保証期間内ということもあり、部品代も工賃も掛からず0円キラキラで直して頂けたんです。

 

 

 

 

もう神~笑い泣きって感じでしょ。

 

 

 

 

蛇口をひねるとお湯が出るって、本当に幸せなことだなとひしひしと感じましたよ。

 

 

 

 

 

で、

 

 

 

今朝リビングに下りたら、母が「コンロ(IH)が壊れてるみたいで点かへんねん」と。

 

 

 

 

数日前から右側の温度調整が上手くできなくなっていたのだけれど、確認してみたら、主電源は点くけれどあとはウンともスンとも言わず。・・・真顔

 

 

 

 

もうヤバくない!?

 

 

 

 

 

テレビに洗濯機、母の車にエコキュート×2、そしてIHですよ。ここまで電化製品等が故障するって、こんな立て続けに起こります!?

 

 

 

 

娘ちゃんは気味悪がって貧乏神魂が住み着いている的な事を言っていたけれど、これは間違いなく、ずばり運気アップの兆しでしょう上差し

 

 

 

 

だけど、もうこれ以上出費が重なる故障は御免被りたいてへぺろあせる

 

 

 

 

 

「おや?今日は珍しく短いね」と今思ったでしょ。

 

 

 

 

 

口下手だけれど初対面のお客さんと九州ネタで話し込んでしまうような私なのに、そんなはずはないおいで爆  笑

 

 

 

 

今日は、こないだから言っていた大泉洋さん主演映画を観に行って来たんですよ。いろんなテレビ番組に出演されて番宣されているからご存知だと思うけれど、

 

 

 

 

 

「ディア・ファミリー」

 

 

生まれつき心臓に疾患のある娘を救うために、自らが人工心臓を作ると決意した父とその家族、そしてその熱意に動かされる人々の話。

 

 

 

 

 

「はいはい、お涙頂戴のフィクション映画ね」と思うでしょ。

 

 

 

 

実は、実話なんだそうです。

 

 

 

 

 

原作は、『アトムの心臓 「ディア・ファミリー」23年間の記録」という、清武英利さんの著書。

 

 

 

 

 

月川翔監督作品、脚本は林民夫さん。

 

 

 

 

 

妻役は菅野美穂さん、長女が川栄李奈さん、次女が福本莉子さん、三女が新井美羽さん。

 

 

 

 

大泉洋さん演じる父「坪井宣政」は、夫婦仲も良く、3人の娘達を宝物のように愛し、従業員も十分にあり、仕事も軌道に乗ってきている高分子化学株式会社の社長。

 

 

 

 

 

熱意もあり、仕事にも熱心。社員からは慕われる、思いやりとユーモアもある申し分のない会社社長であり一家の大黒柱に見える宣政。

 

 

 

 

だけれど、先天性心臓疾患を持つ次女の残された時間を知り、救いたい一心で人工心臓を作ろうと決意するんです。全くの素人であり、「いろはのい」も分からないのに。その治療や製作には膨大な費用も必要で、表目には分からないけれど、金策にも走り回っていた。

 

 

 

 

 

タイムリミットは『10年』

 

 

 

 

てっきりある時期だけに焦点を当て、回想的に幼少期であったりそれまでの時系列を見せる構成なんだろうと思っていたのだけれど、正に「記録」

 

 

 

 

しかも、実話や原作を基に、今の話に置き換えて作られているのかと思いきや、本当にその時、その時代に有った事、その時代の社会や医学界を描かれていました。

 

 

 

 

丁度私が産まれた年も被っており、‟昭和のあの頃は、こんな風景で人々はこんな感じだったんだな”と思う場面も。

 

 

 

 

医療知識は皆無であっても、高分子化学の会社社長ではあるから、全く知識がないわけでは無かったとは思うのだけれど、それでもあの熱意、努力、根性は凄いと感じましたよ。

 

 

 

 

最初は素人でも、研究を重ねて行けばそれは知識となり、専門家となる。

 

 

 

 

 

当初の目的は、娘さんの為の人工心臓製作だったけれど、その愛娘との約束で、今では17万人の命を救った『命のカテーテル』(IABPバルーンカテーテル)を作った人に。

 

 

 

 

 

この宣政さんの良い所って、諦めの悪さもだけれど、人に頭を下げて手伝ってもらう勇気があるところと感謝の心があることだと、映画を観終わって数時間経つ今、そんなことを思っているんですよね。

 

 

 

 

 

家族や職場の仲間ならまだしも、全く知らない人の所に飛び込み、頭を下げながらも何度も食い下がる。その熱意が呼び水になり、色んな人が色んな立場から手を貸してくれ、助けてくれる。助言は素直に取り入れられるんですよね。

 

 

 

 

その熱い想いが、人の心を動かすこともある。

 

 

 

 

 

私は、ついつい1人で何でもやろうとしてしまうもので、そういうスキルは身に付けたいと思いましたよ。

 

 

 

 

それにしてもね、今作の「洋ちゃん」はヤバいっすよ。これの前に私が拝見したのが「こんにちは、母さん」。あの映画も凄いなぁと思いながら観ていたのだけど、要所要所に「大泉洋」はぶち込んでおられたんですよね。でも、今作は完全に父の宣政。

 

 

 

 

しかも10年の時を記録として再現しているわけだから、当然父も母も、子ども達の成長を同じく年齢を重ねているじゃない。

 

 

 

 

見事に、若いころの父から中年の父、老いた父までを演じきってらっしゃいましたよ。感情の入り方も凄くて、館内あちこちから鼻をすする音がしていました。

 

 

 

 

光石研さんや松村北斗さん、他にも沢山の俳優さんが出てらっしゃったからまだまだ色々と書きたいところなのだけれど、娘ちゃんからお向かえ要請が入ったため、今から駅まで行ってきたいと思います。

 

 

 

 

兎にも角にも、人にはできない事もあるけれど、端からできない無理と諦めてしまうのは勿体ない事だなと。そして、些細な何かでも、それが誰かのためになっているのだなと感じた雨の月曜日です。

 

 

 

 

 

ではではウインク