4月20日(木)

 

BAN-BANラジオ「ウキウキバンビーナ」にゲスト出演。

 

ぶっつけ本番の生放送で、3年近くのブランク、そのうえ

藤田アナウンサーではなく、初めてお目にかかった岸本アナで

半端ない緊張の中で放送が始まってしまった。

 

 

神吉八幡神社に伝わる御神事絵図とそれに基づいて

行われている神幸行列についての加古川学レポート。

 

言いたいことが言えたか、復習してみました。

 

御神事絵図は、文政3年(1820)

江戸時代後期の秋祭りの様子を描いた絵巻物です。

 

平成2年10月11日に加古川市の指定文化財になりました。

大きさは縦・約40cm、長さ・約9mもあり、色鮮やかに

行列の参加者の表情が生き生きと描かれています。

 

神吉八幡神社は、加古川市西神吉町宮前に鎮座しています。

秋祭りには祭礼絵巻を再現した神幸行が行われていましたが、

ここ3年は、コロナ禍で祭りは大幅に縮小され、神事のみが

行われ、神幸行列は行われていません。

 

絵巻物と現在の神幸行列を比べてみますと、祭りの参加者は

300人から400人とも言われ、昔は盛大に行われていた

ことが分かります。

 

絵巻物に描かれている頭人は子供です。

 

 

現在は小学校低学年の男子が頭人を務めています。

祭りに参加する氏子地区が輪番で当番となり子どもの当人を

出して祭りを取り仕切ります。

 

 

行列は、神吉八幡神社を出発して、宮前、西村、大国の順に

立ち寄り、神輿練りとシデ振りを行いながら御旅所まで渡ります。

 

珍しい八角形の神輿のこと、紹介するのを忘れてた気づき

 

 

神輿は台車に乗せ、頭人は馬に乗り、それ以外の人は徒歩で進みます。

 

 

行列の中でひときわ目をひくのが母桜花(ほーろーばな)です。

ピンク色の紙を切り取って作られています。

 

この桜の枝をもらうと縁起がいいと地元の方にお聞きしました。

もらった人は床の間などに飾っておくそうです。

 

 

名称は絵巻物と同じですが、現在のものとは異なった形をしています。

 (母桜花の紹介で時間をとりすぎてしまった・・・反省)

 

 

時期的に少し早いお知らせになりますが、今年の秋祭りは10月7日、

8日に決定しています。7日が宵宮、8日が昼宮。例年なら神幸行列は

昼宮に行われますが、詳細はまだ決まっていません。

 

江戸時代から続いてきた伝統の行事が途切れることなく続いて

欲しい。。。その思いをお話させていただきました。

 

 

絵巻物と現在の神幸行列を対比させながらの紹介はなんとか気づき

気持ちは焦りながらアセアセ

 

 

神吉八幡神社には祭礼絵巻のほかにも歴史遺産があります。

 

神吉城最後の城主・神吉頼定公が寄進したと伝わる石燈籠は

神吉合戦が始る3年前に寄進されています。

3年後、頼定は亡くなっています。

 

加古川市史によると志方攻めのおり、織田軍が陣をはったそうで、

石燈籠が壊されなくてよかったと参拝の度に思います。

 

 

頼定公の父・頼経公が築いたといわれる石垣があります。

 

石垣には35の文字が刻まれています。その文字の意味は

「この石垣は、天文の頃、神吉城主の中務少輔・神吉頼経公が

 築造したものです。後世、そのことが失われることを恐れ、

 ここにその名を記しておきます」という内容の35の文字です。

 

 

ここで、タイムオーバー

 

 

月替わりの挿絵御朱印のこと紹介出来なかったえー

 

反省すべきところは多々あるけど、写真をみながら岸本アナが、

オーバーな表現してくれて言いたかったことはリスナーの皆さまに

伝わったかな。。。

 

 

 

緊張のあまり、スタジオでの写真を撮り忘れました。ショボーン

 

 

 

 

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