スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家 カール・ラーション④
煌めき収納 glanzでございます
ご訪問戴きまして ありがとうございます
スウェ―デンの
暮らしを
芸術に変えたといわれる
画家
カール・ラーション
その展示会が
日本・スウェーデン
外交関係樹立150周年を記念して
新宿の東郷青児記念
損保ジャパン日本興亜美術館で
開かれ
沢山の方が訪れていらっしゃる様ですね
私が結婚する数カ月前の
20数年ぶり
その頃 私は
まだラーションを知らなかったのですが
ラーションが大好きだという
インテリアの学校のお友達から
素敵な画集を 教えて戴き
すぐに 入手しました
その時の記事は こちら ⇒☆
カール・ラーションの妻 カーリンが
テキスタイルの制作 椅子など
家具のデザインを
最も 精力的に行った時期は
1900年からの 10年間
スンドボーンに
家族が定住してからの作品が
多いといいます
スンドボーンのある
ダーラナ地方の
伝統工芸を育んだのは
女性たち
カーリンも
ダーラナの糸紡ぎ
織物 編み物を学び
そして
夫と家族の為の衣服
部屋の装飾品を 作り始め・・・
カールのお誕生日や
クリスマスの贈り物
お子様たちの為の着心地のよい服
家の装飾に使われる
タピストリー
クッション
椅子
ベッドなど 1点ものを・・・
これらが
家庭生活の為に
制作されました
その中のひとつ
「愛の薔薇」
夫妻の寝室の間仕切りに
吊るされたカーテンですが
テキスタイルの横糸を調整することで
縦糸の一部が自由で大胆な織物になり
吊るされた時には
自然に揺れ動く
それにより
カーテンの図柄は
生命を与えられ
お部屋に明るさが 増します
大地から太陽に届こうとする様が
織り込まれ
愛の敵たる一匹の蛇が
茎に巻き付く図柄
ラーションは
カーリンのテキスタイル作品によって
部屋のイメージが
いかに
魅力的に変化したかを
伝えたかった様です
カーリンのテキスタイルは
伝統工芸の技法でありながらも
デザインはモダンで 抽象的
これは後年
制作されるインテリア・
デザイン
家具 装飾にも見られる特徴で
芸術家としての 妻カーリンの
オリジナリティが発揮され
家庭生活に
楽しい雰囲気を
与えようとする
主婦の発想と共に
新しい
ライフスタイルを望んだ
画家の妻の才能が
豊かに表現されていると
いわれています
以前お会いした方で
「ものを少なく 綺麗に暮らしているのに
お姑さんがいらして
『綺麗だけれど
温もりを感じられないお部屋ね』
と言われ とてもショックだった」と
お話されていたのを
思い出しました
空間を
綺麗に整えることも
とても大切
そこに 家族を想う
温かみのある演出が
プラスできたら 嬉しいですね
そこで 成長するお子様にとって
素敵な
「心の原風景」となる
「温もりのある」暮らし・・・
そんな暮らしのご提案を
お手伝いできたらいいなと
思っています
以前 住まいの達人に掲載されたコラム
第三回:空間をデザイン システムキッチン「Lavita」収納
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