味のわかる大人 | 部長ゆーちゃんのラクガキブログ

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ほぼ独白。
ラクガキのように気分で書いています。

味覚障害は少しずつ改善してきている。


数日前までは塩味・甘味・苦味・酸味以外は感じられなかったので、味噌汁はしょっぱいお湯、コーヒーは苦いお湯であった。


何食べてもこれ状態


段々と旨味を感じられるようになったので、多くの食べ物が『美味しい』と思えるようになった。


2日前までは旬のキンモクセイの香りが全く感じられなかったが、昨夜にはうっすらと感じられるようになった。


香りを感じるというのは、匂いの分子を感覚器が受容して情報が神経を通り脳に伝わり認識することなので…

脳が麻痺してるのか神経がイカれてるのか受容体が引っ込んでしまったのか?

などとそれっぽいことを考えてみた。

が、考えたところで当然わからないので検索してみると…


通常のウイルス性感冒と同様に、鼻粘膜の浮腫、鼻汁といった鼻炎症状により匂いを感知する嗅細胞まで匂い物質が到達できないことが原因の可能性に加え、新型コロナウイルスには神経親和性があるといわれることから、ウイルスによる直接的な神経の障害の可能性も考えられます。ただ、後に述べるように、新型コロナウイルスによる嗅覚・味覚障害は、神経そのものの障害とするには早期に改善する例が多いため、神経自体の障害というより、神経周辺にある嗅細胞の支持細胞等への障害により、嗅神経の機能が阻害されている可能性も考えられます。

(東京大学 保健センター 新型コロナウイルス感染症と嗅覚・味覚障害より抜粋)



今回のCOVID-19でみられる嗅覚・味覚障害は,神経細胞のターンオーバーによって回復するにしては回復が早いため,ウイルスによる直接的な神経細胞のダメージによって起こると考えるよりも,神経周囲の細胞の炎症によって間接的に嗅覚・味覚の低下が起こると考えた方が臨床経過とも一致するため自然だ,という説もあります.

(羊土社【第70回 新型コロナウイルス感染症で嗅覚・味覚障害はなぜ起こる?】  より抜粋)


などとあり、

とりあえずハッキリわかっとらんということはわかったので自然回復を待つのみ。


感じなかったものが感じられるようになるのは、ちょっとした感動である。
また、ジャスミンの香りは感じられるのに、唐揚げのにおいがわからないので、においの種類が全く違うからなのか、ヒトの嗅ぎわける能力がとても繊細なのか、不思議で面白くもある。

とはいっても、来月はフランス料理を食べに行く予定があるので、それまでには治ってほしいな~と思っている。