『ここで(ホテル)実績を残し
本当にやりたいことをしよう』
そんなスタートでした。
どうせやるならトップに立ってやる!
初めはアルバイトからのスタートでした。
勿論お客様は各業界のトップの方ばかり
世界中のトップばかりです。
私は最初の三年間は『この部署で働けたら、どこへ行っても通用する』
と総支配人から言われた
社内の男女誰もが嫌がるキツイ部署でした。
終電に間に合うよう現場から休憩室まで走り 駅のホームまで走り、電車に乗り込み
ホテルの専門学校で学習したわけでわなかった知識0の状態だったので
ホテルの専門学校のインターンで学校の授業で働きにきていた年下の女子から
教科書を借りて
独学でホテルの勉強をして
朝ご飯を作り 朝4時に食べて お弁当を作り
暗闇の中 始発で向かう。
一回目の休憩が13時過ぎなので
9時間飲まず食わずで働き通します。
この現場で 各業界のトップの方々と
知り合いになりました。
海外を飛び回り、英語はぺらぺら、黒塗り運転手付き車に、お寿司を食べる為にジェット機を飛ばす
そんなお方は
『毎週貴女に逢うのが本当に楽しみでね 』
私に会う為に
私の姿を見る為に
私と会話を交わしたい為に
通い続ける 沢山の各業界のトップの方々ばかりでした。
三年後
念願の異動先は
料飲部からロビーに。
ここが『新しい道を造る人は苦労する』
になるのです。
私が初めてでした。
世界陸上に併せて
異動させていただき
『・営業部長が福総支配人に 昇格
・マネージャー二人が支配人に 昇格
・そして 私も料飲部から ロビーに。』
社内広報にて私も社内で出来る方々が昇格するのと並べて名前が載りました。
通常 異動とは
誰かが退社し 抜けた穴を埋める為の 補充要員としての異動が常ですから。
フロント女性やロビーの先輩からの仕事における嫌がらせが半端なかったですけどね。
続く