こんばんは、カウンセラーの朝海です😊
《言葉はいつも思いに足りない》鴻上 尚史著
(すみません、私は読んでないのですが、このフレーズを目にして、今日の気分にぴったりのため、使わせていただきましたm(_ _)m)
今日は息子の卒業式でした。
式が午後からだったため、私は午前中にバイトを入れていたり、
コロナの影響で、間際まで卒業式の有無や形態が不確定だったり、
その中で、離任式の取り止めは決定したり。
周りの学校の卒業式や修了式事情も耳に入って来て、すごく落ち着かない日々だったから、
(息子の)卒業だなんて、当然心の準備なんてできていませんでした。
と言うより、
バタバタと卒業式は終わっていくのだろうし、
しかも縮小して‥、泣くような雰囲気でもないであろうなぁ、なんて。
息子はもう大きくて、「式中に寝ちゃうかもな〜」なんて緊張感もなにもないままに、最後の登校をしに行きました。
時間がきて、式が始まります。
在校生も来賓もほぼいない、いつもとは違う卒業式。
始まってもう早々に、
卒業証書授与のため、子どもたちの名前が一人一人呼ばれます。
一瞬で読み過ぎる、我が子の名前を聞き逃すまいと聞き入り、
体育館に、男の子にしては少し高めに響く、我が子の声に、
“あぁ、こんな声になったのだなぁ”と、
息子の成長と、自分の知らない息子の顔を感じて。
クラスで一人、代表者が卒業証書を受け取り、
他の子たちは式後に、それぞれ一人ずつ卒業証書を受け取る。
あっという間に、6クラス全員の名前は読み上げられ、
卒業生と在校生との掛け合いや合唱、校歌斉唱も何もなく、
本当にあっという間の卒業式でした。
毎年のことではあるだろうけれど、
一年、あるいは二年、三年間と、見守って下さった先生方が、我が子のように可愛いがって下さった子ども達の名前を、どれほどの想いを込めて呼んで下さっているのかと思うと、涙がずっと止まらなかった。。
後で聞いたら、
卒業式の短縮の為、始めは呼名もしない予定だったらしいです。
縮小縮小とされる卒業式の準備の中、
卒業証書の授与は、クラス一名の代表のみの受け取りだったけど、
生徒一人一人の名前を、最後に呼びたい(読み上げたい)と、先生方が校長先生にお願いして、卒業式の内容に入れてもらえることになったと。
卒業式の会場の準備も、先生方がして下さったのだそうだけど、
3月に入って、急に子どもたちに会えなくなったことで、最後の1ヶ月で一緒に過ごすはずだった時間や、流れてしまった行事のことも思いながら、心を込めてして下さった、その想いが、
短い言葉からも、とても強く伝わってきました。
式が終わり、卒業生がクラスごとに退場していく時、
担任の先生と共に退場する為、各クラスの担任の先生は、自分のクラスの生徒が座っている前に立って、自分のクラスの退場の時を待っておられたのですが、
息子のクラスは最後のクラスで、その前の5クラスが退場するまで、息子の担任のその男の先生は、ずっと、自分のクラスの生徒がいる前に、微動だにせず立っておられて。
その後ろ姿が、きっとこの最後の時を、子どもたちの顔を、焼き付けておられるのではないかと、泣いておられるようにも感じました。
その後、グラウンドの方にまで出て、自由解散の形でしたが、
やはり最後ということで、皆さん思い思いに声をかけて、写真を撮ったり、先生にお礼を伝えたり、話したり、いろいろされてました。
私も感傷に浸っていたのですが、
それをぶち壊してくれたのは、
息子くんの、
「寄るな・触るな・見てくるな!写真なんか撮ってんじゃねーよ!」
という、無言の圧力でした(T_T)
そんな可愛い息子と、
今晩は、ステーキ🥩とケーキ🍰とフルーツ🍓というメニューで楽しみました💕
息子くん🍀
世の中の卒業生、卒園生、
そして何かを卒業するみなさま、
おめでとうございます![]()
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これから先も、幸せでいてください。
幸せになって下さい。
(学年主任の先生が贈ってくださった言葉です
)
今日も読んでいただき、ありがとうございます😊🍀✨