鯖江のめがねブランドの参考にしたという今治タオル。
今治タオル愛用してますし、私の中では今治と言えばタオル!だったのですが、今治タオルはほんと一部分でした。
今治駅に降り立っても、タオルの片鱗なし。あれーと思っていたら、今治市のすごさが徐々に実感していくことに。
バリィさんはいた。
造船のまちであることももちろん知っていましたが、身近ではないためどうしても今治タオルの方が頭にありました。でも、やはり今治は昔から造船のとして栄えてきたまちです。
今回も内外情勢調査会の講演だったので、松山支局の稲葉さんが駅から案内してくださり、タクシーに乗って身を任せていたらひときわ目立つ高い建物が。あれなんだろー。と思っていたら、なんと、今回の講演会場であり宿泊する今治国際ホテル。
どん。
国際ホテル!しかも、地元のホテルで造船会社の会長さんがオーナーとのこと。
地方でなかなかないですよ・・・こんな大きくて立派なホテル・・・。
中に入るとこれまた豪華。
東京のホテルやリゾートホテルのよう。
豪華客船のホールを意識しているとか。
「今治オーナー」と呼ばれる外航船主の集積は、北欧・香港・ピレウス(ギリシャ)と並んで世界の四大船主と言われ、更に全国屈指の造船業を加えた海事産業の集積都市は、世界的にも例がないと言われています。
これらの特長のうち、外航海運については、日本の外航船(外航商船隊)2,411隻の46%を占める約1,100隻を市内の船主が保有していると言われています。一方、圏域内の内航海運の船腹量は、国内の6%、海運王国愛媛の中でも約50%のシェアを占めており、外航船舶の保有隻数や内航の船腹量からいっても日本一の座を誇ります(2019年度実績)。
全国、世界中から造船会社関係の方やお客様がいらっしゃることもあり、造船会社会長が造られたそうです。
24階?ぐらいあるので、今治の街並みが一望できます。
私のお部屋は17階の角部屋だったので、めちゃくちゃ良い景色を眺めることができました。しまなみ海道も見えるし今治城も見えるしで最高。ずっとカーテン開けっ放しに。
講演会場も素敵。
いつも忘れるIchigoJam。今回はちゃんと持ってきたのでお見せできました。
しかし・・・
今治について知れば知るほど凄すぎで、だんだん講演したくなくなっていきました。笑
しまなみ海道ある⇒有名。人来てる。
造船会社たくさんある⇒潤ってる。(四国ガスもある)
今治タオルある⇒ブランディングうまくいってる。
ゆるキャラ バリィさんいる⇒有名。
その他、今治市の財政状況良い。今治市のHP、移住ページ充実&上手。数字発信ちゃんとしていて、調べたいこと検索したらすぐわかりやすい形で数字出る。
私、、、今治で講演する意味あるのかな、、、とひより始め、直前に講演内容一部変更。
内外情勢調査会の稲葉さんは、3月の宇和島、八幡浜でも講演聞いてるので「大丈夫ですよ!」とおっしゃってくださっていたものの、ひよりました。
とはいえ、鯖江のPRはせねば!今治タオルブランディングにリスペクトしてる旨も伝えねば!タオル愛用してることも伝えねば!と元気に講演しました。
若者がいろんな経験ができる場を創るのは、どんなに成功している町でもし続けないといけないことなので、そこはしっかりお話しました。
この講演の後、片付けして会場を出る私を待っていてくださり、話しかけてくださったのは、今治市の市民が真ん中課長さん。
もーこの秀逸な課名。最高なんですけど(総合計画とかする課だそうです)。これ見ても今治市すごくてびびってたんですが、この市民が真ん中課長さんが「刺激になりました!」とおっしゃってくださり、一気に救われました。
今治、造船もタオルもバリィさんも、民間がやってることで市は何もしていないと。
いやいやいやいや、この課の名前見るだけで、市役所がぶっ飛んでることぐらいわかりますよ。
移住施策のページもめちゃくちゃ充実してるし、何より見やすいし。それもあってか住みたい田舎ランキングで1位に輝いているんですよ。
やっていることをちゃんと魅せる、発信するってほんと大事だなぁと改めて思いました。
市民が真ん中課長さん、いろいろ挑戦していきます!とおっしゃっていましたが、えーまた今治目立っちゃいますよぉ。
そうおっしゃっていただき本当にありがとうございます。
鯖江も頑張ります!
今治は普通に観光で絶対また来たい。
しまなみ海道、サイクリングはしたくないけど車で走ってみたいです。
今治の皆様、ありがとうございました!
今治国際ホテルの大浴場で癒されながら夜はゆっくり。
翌日は新居浜市へ。