1月27日(月)、金沢で総務省主催の地域ICTクラブプログラミング教育フォーラムが開催されました。
プログラムは下記。
①主催者挨拶
②基調講演(竹部)
③地域ICTクラブ取組紹介
・福井県こどもプログラミング協議会(越前かにロボコンを中心とする福井県全域プログラミングクラブ創出プロジェクト@福井県)
・特定非営利活動法人 新座子育てネットワーク(障害者・高齢者・児童が集う福祉施設等でICT活用の住民意識を醸成@埼玉県新座市)
・一般社団法人RoFReC(クラブ活動を通じた商店街の活性化@広島県三原市)
④模擬口座
・IchigoJam プログラミング講座
・Scratch プログラミング講座
⑤Q&A、個別質問会
基調講演は、Hana道場での取り組みと、税金に頼らずどうやって継続させているのかを話してください。との事だったので、ちょっと総務省に寄せた題名に・・・したのですが、学びの場ってなんかしっくりこなかったので、「持続可能な”遊び場”を創出するには」にしました。
継続するために大事なこと。もうこれはこつこつ努力するしかないんですが、行動から生み出す価値を必死に考えて、そして創造し続ける。そうすると、共感者が増え、結果支援者が増えます。
ずっと甘えたままの団体に、支援したいと思いませんよね。
もちろん、継続するために新しい商品やコンテンツを開発して売っていく。というのもやっています。営業し続ける。
こんな感じでお話した後は、地域ICTクラブの活動紹介ということで福野さん。
鯖江人連続。続けてだったので話の流れ的に良かったです。
イチゴの帽子をかぶって話す福野さん(笑)
というか、ずっとかぶってました。
こういうフォーラムに参加する方々は意識が高いので、みなさん前のめりで聞いておられました。
模擬講座は、2部屋に分かれて実施。
IchigoJamと、新座市の新座子育てネットワークさん達によるScratch プログラミング講座。
福野さんによるIchigoJam講座。満席。ロボットも動かしていましたが、みなさん楽しそう。
イチゴダイフクでの講座。大人はいいですね、配線ないからすぐできる。そしてコンセントがいらないのが最大のメリットかも。
新座子育てネットワークさんの方も覗いてきました。
おじさま方が、にゃーにゃーと鳴らしていて面白かったです(笑)
子ども達がどのようなものを使ってプログラミングを学んでいるのか知るには、やってみるに限ります。
自治体の方が多かったですね。どういうものを使って今後子ども達にプログラミングを触れてもらうのか。どういうふうな場を用意するべきなのか。みなさん悩んでおられるようで、たくさんお声がけもいただきました。
児童館や公民館でやるといいと思うんですよねぇ。
学校終わってから、プログラミングやりたい子たちは児童館に行って修行する。教えないと!と思うので、大人が「無理」と導入しませんが、教えなくていいんです。コードが書かれているプリント置いておけば子どもは勝手にやります。いろいろ聞きたい!となる子のために、時々民間のプログラミングメンター(学生でも可)が行く。
とにかくやってみないことにはわからないので、小さくでいいからやってみましょう。
私は、広島県三原市の岡田さんからロボホンと遊ばせてもらいました。三原市ではロボホンを使って子ども達がプログラミングやっています。
おしゃべりしてくれるので、私みたいなプログラミング音痴にはいいですね。何を言ったらこういう返答をする。と指令を入れるとその通りやってくれます。かわいい。
ちょっとやってみるだけで、「なるほど。こういう仕組みになっているのか」と分かります。ちょっとやってみたい。と言う方は、Hana道場にお越しくださいませ。
(福井新聞2020年1月31日掲載)