協創による「鯖江モデル」というお題でお話ししてきました。

地方創生まちづくりフォーラム「まちてん」2日目(12月10日)、最後のカンファレンス。

 

テーマ星Skills:スキル

社会を変えるための極意。
想いだけでは動かない。
社会を変えるためには人、組織、情報、制度などさまざまな資源を活用する必要があります。
それらを活用し、社会にインパクトを与えてきたイノベーターが登壇します。

(まちてんホームページより)

 

TEDのような舞台。

とってもわくわくしました!

 

牧野市長も登壇された初日の伊藤園セッションでも、鯖江市地域活性化プランコンテストは協創、産官学金労言のモデルだと紹介されました。

鯖江市地域活性化プランコンテストがどのような仕組になっているのか、どういう想いで9年開催してきているのか。そしてどういう成果が出ているのか等とHana道場の取組についてお話しました。

 

このステージはほんと気持ち良かったです。

伊藤園笹谷さんのプレゼン、ステージ全体を使って身振り手振り動きながら話していて格好良かったので真似しようと思ったのですが、実際やってみようとするとどう動いていいかわからず、変な動きになりました。スライドが全部頭に入ってないと動いて話せないですね・・・練習あるのみです。(今度遠隔操作でスライド送れるリモコン買おう)

 

 

これまで、全国からたくさんの学生さんが鯖江の活性化策を考案、提案するべく集ってくれました。鯖江市地域活性化プランコンテストは、全国の学生さん達に鯖江を知ってもらい、そして「若者、ばか者、よそ者」の視点でプランを出してほしい!ということが一番の目的だと思われがちです。もちろんそれもあります。鯖江を知ってもらったことで、今では「鯖江」を知っている人が増え、いまだにファンになった過去参加者が遊びに来てくれたり鯖江のことを宣伝してくれたりとインフルエンサーになってくれています。更には、メンターとして共に創ってくれているメンバーもいます。(メンター紹介

外のアクティブな学生達の力を借りて一番やりたかったことは、地元学生の育成です。育成というと大げさですが、気付きを与えて自ら動くきっかけを作りたかったというのが強い想いです。

プランコンテストの運営スタッフをした地元学生達が参加学生達に刺激を受け「学生団体with」を作り、地域活動を行ってもう丸6年。来月からは7年目に入ります。地域の方、鯖江市役所の方々に支えられながら成長し、今では頼られる存在にまでなりました。

地域活動は学生達が成長するためのツール(手段)でいいと思っています。地域活動を通して社会とつながることができます。市の方や商店街の方々、 社会人とはもちろん、全国の学生達とも交流が生まれ様々な経験ができるのが学生団体withです。

若者の成長なくして地域の未来はなし!

 

 

鯖江市地域活性化プランコンテスト、決して妥協することなくこつこつ運営してきて9年。たくさんの鯖江活性化策が提案され、地域の方々によっていくつものプランが実現しました。

そしてたくさんの企業さんやたくさんの方々に注目いただき、ご支援いただけるようになりました。

地元の企業さんだけではなく、大手企業さんからも応援いただけるようになり、協創の輪が広がっています。

参考:鯖江市地域活性化プランコンテストスポンサー一覧

 

更に、ここでの縁から新たなチャレンジの場をいただけることになりました。

2015年11月19日、Hana道場(Hana Opne Innovotion Dojo)開設。

グローバルIT企業であるSAPジャパンさんのご支援を受けながら、IT×ものづくりで新たなイノベーションの創出や、地域の方々が気軽に立ち寄って様々なものづくりに触れることができる場の創出。

そして子ども向けのIchigoJamプログラミングスクールを行っています。(オープンデータ先進地鯖江。担い手育成)

 

Hana道場にはレーザーカッターや3Dプリンターも置いてありますが、失敗から学んでほしい。という想いから20歳未満は全て使用料無料にしています。

このHana道場の活動に賛同していただき、intelさんやLenovoさんNECさん、伊藤園さんという大手企業から、ボストンクラブさん、田中眼鏡さん、KISSOさんなど地元企業からもご支援いただいくようになっています。

その企業と企業がHana道場を通してつながることによって、ビジネスが生まれています。=オープンイノベーション

Hana道場開設1年で!

事例:SAP×京福バス×NTTデータ

東洋経済ONLINE「「運転手の心拍数を送信」する衣類の可能性」

 

鯖江市地域活性化プランコンテストHana道場に共通していることは、「協創」です。地域の方、NPO、全国の学生達、鯖江市役所、企業。

まずはしっかり鯖江に地に足つけて現場でモデルを創る。実績を創る。 そうすることで、大きな企業さんを巻き込むことができるようになり、よりイノベーションが起こる地域活動が行えます。更に、他地域に広がって行きます。(プランコンテストもHana道場も他地域展開しています。真似してくれています)

大手企業さんは鯖江だけがハッピーになればいい。とは思ってません。当然ですが。地方創生、日本全体の活性になると信じて支援してくださっています。

それに応えるためにも、これまで現場でやってきた実践者として全国発信をし、他地域ともどんどんつながっていきたいと思っています。

 

夢は大きく。

協創による「鯖江モデル」を確立し全国展開!

鯖江市 牧野市長が『鯖江から国を変える!』とおっしゃっています。私もその心づもりでいきたいと思います。

地方創生!

 

という感じのことをプレゼンテーションしました。

細かい仕組みのことは省きましたが、想いとしては上記のような感じです。

なぜカンファレンステーマ「スキル」に選ばれたのか謎でしたが、私には大したスキルはないけれど、スキルを持った人たちを巻き込んでる(助けてもらってる)からかなぁと。

こんな素敵な場、地方創生まちづくりフォーラム「まちてん」のステージで鯖江でやっていることをプレゼンテーションできて本当に光栄でした。ありがとうございました!

 

そしてとっても嬉しかったのが、まちてんに遊びに来てくれたプランコンテスト過去参加者やカマコンの方々。

学生団体withであり、今はHana道場でがっつり働いてくれているエル・コミュニティ インターン生の奥田君。そしてwithOB松田くん。

 

第7回参加者の根岸さん、古賀くん。そしてカマコン大平さん。

 

第2回おとな版参加者で、いろいろメディアの方々であったりを紹介してくれているトーマツベンチャーサポートの前田くん。

 

鯖江にはお仕事でも来てくださっているカマコンでIBMの高柳さん。

 

会えてとっても嬉しかったです!みんなありがとー。

 

おまけ。

1日目夜のレセプション・パーティではまちてん実行委員長の伊藤園笹谷さんが、女性活躍代表!ということで(笑)紹介してくれました。たくさんの方の前で鯖江宣伝できてラッキーでした。ありがとうございます!

 

とっても楽しい2日間でした。

まちてんを運営してくださった皆様ありがとうございました!

 

 

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