毎年、大みそかに書いている年末のご挨拶
いままでは、1年のふりかえりと、皆様への感謝をつづっておりました。
ただ、今年は父が他界するという大きな出来事があり、
楽しい話が書けなさそうで、今日ブログを書くべきか悩んでおりました。
でも、そういうときだからこそ、自分の備忘録としても、
今の思いや仕事への気持ちをつづっておこうと思います。
年末に暗い話は聞きたくないわっていう方は、どうぞここで読むのをやめてください。
父が亡くなってから、まだ2週間と少し。
こんなにも長い2週間は、初めてでした。
いま、弁護士さんにも入っていただいて話をしている最中なので
詳しいことは書けないのですが、
父の残した薬局の件で、
今までの人生で出会ったことのない、私の常識とはかけ離れた考えをもった方々と関わることとなり、
父の死を悲しむ時間もないほどに様々な対応に追われています。
父はひとりひとりの患者さんに寄り添い
長く勤めてくれているスタッフも大切にして
自分の薬局を守ってきました。
父の大切にしていた場所は、私たち姉妹にとっても大切な場所です。
それを土足で踏み荒らそうとする人たちの行為は許せない。
絶対に私が父の愛した場所を守ります。
不慣れなことばかりで、手探りですが、
父が生前親しくしていた方々が、本当に親切に助けてくださり
なんとか光が見える状態になってきました。
完全解決にはまだ時間がかかりますが、
姉と力を合わせて戦っていきます。
姉と私は全くタイプが違って、得意分野が違うので、
互いの苦手を補いあいながら協力していけば、きっと良い結果に結びつきます。
正直、心身共に疲れ果てています。
そんな私を癒してくれるのが、クリニックで過ごす時間です。
プライベートの様々なことを忘れて、仕事に集中していると、頭の中がスッキリして
気持ちが落ち着き、考えが整理されてきます。
たくさんの患者様から優しい言葉をいただきました。
この仕事をしていてよかった
きらきらクリニックを大切にしてきてよかった
3人目を産んだ時に医師としての人生をあきらめなくてよかった。
ここは、父にとっての薬局と同じで、私にとっての大切な場所です。
父のように、患者さん ひとりひとりを大切に真摯に向き合っていこうと思いを新たにしました。
なかなか楽しいブログが書けなくて
症例写真を整理する時間もなくて、
ごめんなさい。
もう少し、待っていてください。
父の大阪魂を引き継いで、くすっと笑ってしまうブログが書けるようになります。
なんでも、無駄なことはない。
今回の経験も、私が人として成長するための糧になるはず。
私は負けませんよ~