当院には毎日様々なお悩みの方がいらっしゃいます。

 

ほうれい線が、、、、

目の下が、、、

マリオネットラインが、、、

シワが、、、

 

そんなお悩みが生じている原因から考えて治療法を考えていくと、

ほぼ全員に提案することになる治療、それがヒアルロン酸ですドキドキ

 

加齢変化は骨から!

と何度もブログでも書かせていただいておりますが、

加齢変化ではない生まれつきの骨格としても、

土台から補正していくことで、表面に結果を出していくというアプローチは必須です。

 

あーだこーだ説明したあとに、ココに入れるといいですよ、とご提案。

 

そんなとき、「え?ココですか?考えたことなかった!」

と言われると、ちょっと、いや、結構嬉しい照れ

そして、施術の結果に喜んでいただけると もっと嬉しいラブ

 

プロの仕事ができたぜ!って気になります音譜

 

 

最近は「ほうれい線が気になるんで ほうれい線に入れてください!!」という患者さんは減りましたが、

「前に他院でビスタシェイプをやったときよかったんで、ビスタシェイプやってください」

みたいに、注入個所を指定してくる方は時々いらっしゃいます。

 

患者さん自身が「ここに入れてください!」と指定する通りにいれるのは簡単だし、

「結果がどうなっても本人が指定したんだからOKでしょ」と突き放した考え方をすることもできます。

(実際、そのように言われたとおりに施術するクリニックも多いと思います。。。)

 

でも、それは、患者さんに寄り添う医療とは違うと思うし、

そもそも、「医療」ではなく「ビジネス」になってしまっていると思います。

 

美容は自費ですが、やっぱり、「医療」でありたい。

 

患者さんのお悩みに対して、自身の持てる知識や技術を駆使して、提案をする、というのが一番大切なプロセスなのだと、私は考えています。

 

 

そこで、タイトルにも書いた

「美容医療の賢い利用法」

 

コレをやりたい、ココにコレをしてくれ、という限定した言い方をしないで、

「たるみが気になるんです」「こういう表情を見るとガッカリするんです」など

自分が何に困って、何に悩んでいるのか、をお話すると良いと思います。

 

そうすると、希望していない施術まで てんこ盛りにおすすめされて ぼったくられそう??

 

そうですよね。悲しいことに、そういうクリニックもあります。

そもそも、医師ではなく、カウンセラーさんが治療方針を決める病院もあるので、この方法が通用するクリニックと、施術名限定で伝えたほうがいいクリニックがあるのも事実かも。

 

 

あとは、金額的なことではなく

「余計なことを言われたくない」という方もいらっしゃると思います。

 

相談するつもりのなかった箇所まで指摘されると、悪口を言われているように感じて、気分を害されることもあります。

実際、私、何回も患者様を怒らせたことがあります。。。

「そんなこと聞いてないんですけど!」

と、そりゃあ、ごもっともです。余計なお世話ですよね。

申し訳ないことをしました。

 

そんな苦い経験から、問診票に

 

Q1 今、気になっていること、治したいことを教えてください。

Q2 当院ではご希望の方にお顔全体の治療法のご提案をしております。

 □Q1で書いたことだけ相談したい

 □お顔全体のアセスメントと推奨される治療方針について聞きたい。

 

という項目を設けて、アセスメントを希望する方だけに全体のお話をすることにしました。

そして、患者様を怒らせなくて済むようになったわけです。

 

 

長くなりましたが、、、

 

受診する際、その担当医の頭の引き出しを開けて最適の提案を聞きたい場合には

施術名を指定せずに、いろいろな話を聞かれると良いと思います。

 

様々な理由で、施術限定で受診したい場合には、その旨を正直にお伝えになると良いと思います。

 

 

決して安くない美容医療。

 

賢く利用して、納得いく結果になるようにしましょうウインク