舞浜で開かれたjsaps の方の
「日本美容外科学会」に参加してきました。

私が今後、豊胸手術の執刀をすることはないと思いますが、自他共に認める貧乳なので、豊胸関連の話題は興味あります。

さてさて、、、
数年前に
「安全な豊胸用注入剤」
として、日本デビューしたアクアフィリング。

やはり、という印象ですが、
トラブル事例の報告が後を絶ちません。

当時は
「ほぼ水でできているから安心」
「生理食塩水で溶かせる」
「長期持続」
などとアピールされていました。

しかし、実際には
注入から数年たって感染をおこし
生理食塩水を注入しても溶けず
結局、大きく皮膚を切り開いて除去しなければならない事例が次々報告されています。

今回の報告で興味深かったのは
「授乳期の感染が多い」こと。

授乳期には乳腺炎が多発します。

わたしも何回もなりましたガーン

乳汁が鬱滞しているだけなら、搾乳やマッサージなどで改善しますが、そこに感染を起こすと悪化します。

その感染がアクアフィリングに広がってしまうと、抗生物質の内服などでは効かず、異物を除去する手術が必要になります。

授乳初期に起こることが多いためか、今回の報告の中では、その後授乳を再開できた事例はありませんでした。

胸の形は美しくなくなるし
大きな傷が残るし
母乳育児もできなくなるし
こんな悲しい事はありません。

やはりどのような製剤であっても異物は異物です。

乳腺のように、感染を起こしやすく、癌化しやすい組織のところに入れること自体がハイリスクなのだと思います。

フロアからのコメントでは、乳房だけではなく、臀部(おしり)に注入されて感染を起こし、治療に難渋しているとの報告もありました。

このように重度の合併症が報告されていても、いまだにメニューにアクアフィリングを掲載し、声高に安全性を謳っているホームページもあります。

アクアフィリングを含む乳房への注入の危険性については日本形成外科学会を含む4団体がホームページなどでPR活動を行っていますが、豊胸に興味がある人たちがそれを読む事はきっとないでしょうね。。。

地味だし。
文字ばっかりでわかりにくいし。
何よりも、豊胸目的でネットサーフィンしたときに、学会のホームページ自体が上に出てこないですよね。

今回、
「まだアクアフィリングを宣伝しているホームページってどれぐらいあるんだろう」と思って
「アクアフィリング」で検索してみたときに、
1つ面白いことに気が付きました。

検索結果の上位には、宣伝費用を払って上位に出てくるようにしているであろうホームページが出てくるわけですが、その中に《アクアフィリングは危ないですよ他の方法が良いですよ》と言う内容をPRしているクリニックさんのホームページがありました。

この方法って、すごくいいですよねニコニコ

興味を持って調べた人たちが、
「あーこれってダメなんだ」って、
気が付くきっかけになりそうです。

これを学会もやれば良いんですね!

え?
お金がかかるからできない?

それな。(← 最近の長男の口グセ)


では、学会員である私が、無料のアメブロを利用して、その危険性を少しでも広めるようにがんばりましょう!

え?
読者が少ないって?

それな。