「◯針縫うケガ」って?

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当院では
ヒアルロン酸、ベビーコラーゲン、ボトックス
などの注入治療が圧倒的に多いですが、
時々、小さな手術もしています。

※当院は保険診療のお取り扱いはございません。
全て自費診療です。

ホクロなどの皮膚腫瘍手術をすると
「何針縫いましたか?」
と聞かれることが時々あります。

昔、保険診療で形成外科をしていた頃は
学校で怪我をしたお子さんの治療にあたることも多く、その時には毎回聞かれていました。
学校から「何針縫ったか報告してください」と言われているそうです。

今でもニュースでは「30針縫う大怪我」
といったような表現をよく聞きます。

これは、一昔前の外科のドクターが1センチに対して1針の糸をかけていた頃の名残だそうです。

30針=30cm くらいの長さのキズになります。

こんなかんじ




※写真はインターネットから探しました。
私が縫った症例ではありませんのでご安心ください滝汗


形成外科では
「なかぬい」といって、皮膚の奥やもっと深い組織を縫って、
「そとぬい」といって、皮膚の表面を縫って、
と言うように層構造で縫いますし、1針の間隔もとても狭いので、縫った本人も何針縫ったか数えていませんし、聞かれてもわかりませんキョロキョロ

旬は、外科や整形外科のドクターもかなり細かくきれいに縫合する先生が増えてきましたので、
もはや この表現は死語でしょうね。

それでも学校ではきかれる。

一般に浸透している表現を変えるのはとても難しいようですね。

まぁ誰も困ってないからいいけどねウインク