2016.8.25.26琵琶湖オカッパリ2日間 | おっさんアングラー哲の釣行記

おっさんアングラー哲の釣行記

40歳を過ぎてからバス釣りを始めたいい歳したおっさんのバス釣りあれこれ。

深夜23:30に神奈川を出発していつもの近江母の郷に到着したのは午前4:20頃。
スタートは浜で投げることを決めていた。
ボルケーノグリッパー、ハイピッチャー、クリスタルS、レベルスピンといったラインナップ。

まずはボルケーノグリッパーで表層を探る。
点在するウィードのサイド、浅瀬、波が重なるところ。
風はそよ風。
水中で砂が盛り上がり周りより浅瀬になっているのが波の具合でわかる。
山の向こうに落とし、巻いてくる。
山を超えたところでバイト!乗らずさらに追いかけてきてボルケーノグリッパーを弾く、2度もバイトしながら乗らないとは…_| ̄|○ il||li
その後もスピナベに変え探ってみるもバイトなし。
脇の幅4mほどの琵琶田川からの流れ込みを狙う。ショートキャスト。
着水から巻き始めすぐにバイト、しっかり乗った!
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サイズは27と言ったところか。
さらに同じ場所で直後に追加。
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同じサイズ。
スピナベフィッシュは嬉しいけど違うんだよな、俺が釣りたいのはこんな魚じゃない。
その後も川を登り打ってゆくがアタリはない。
とにかく40cmの減水は相当なもので小さな川は半ば干上がってしまっている。

同川も水深が浅くなり過ぎ下流側の魚は消滅、最上流域で25~30くらいのスクールを発見、サイトで狙うが、入れ食いだが釣れども釣れども30を超えず、ここは諦めることに。
彦根港へ。
すると今度はカヌーの練習で狭い水路は波立ってしまい魚の姿がない。本来なら落としたワームに集中砲火が見られる癒しスポットなのに…
仕方なくまた下流に下り、10本ほどの重量鉄骨に船がつながれたエリアへ。
見た限り当エリア内では最もゴージャスなエリア。
そのなかでも一級と思われるピンポイントドライブクローラーのネコを落とす。
直ぐに止まる「あれ?なんか障害物にでも乗ったか」軽くスイープすると生命反応、すかさずフッキング。
釣れたのはまたしても27と言ったところ。
同じエリアで同じサイズを5本ほど釣り上げたところでパタリとアタリが無くなる。
そこで事前に調べあげていた別の川へ。
そこも水位が浅くサイトができる場所、見るとなかなかの数がスクールで浮いている。
すかさずドライブクローラーでキャスト。
しかしここでも30upは取れず25upの入れ食いに。
時間も押してきていたので狼川へ移動。
減水の影響色濃くギルの嵐、バスもいるが豆ばかり、前回40upを釣り上げた場所も干上がってしまい使えない、断念。
日も落ちかけていたのでラストスパートと翌日の視察を兼ねてカネカへ。
手前の水路入口は昨年自己最高記録となる48を釣り上げた場所。
しかしここも減水…
マットが大半を占め、さらに濁りでサイトも効かない、奥の本湖でスピナベを投げて締めくくることに。
ダバダバの波がウィードを岸よりに広げてしまい、さらに投げたスピナベは戻ってきてしまう、30分ほどでその日の釣りは終了となりました。


翌日。
カネカでスタートするも本湖は不発。
水路入口でマット下を狙う。

キャストが決まりマットを突き抜けた直後に明確なアタリ!
電撃フッキング、でかい!

いや、まてよ?
こののらりくらりかわされる引きは…
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60近いキャット_| ̄|○ il||li
気を取り直ししばらく粘って次のアタリ、が乗らず。
同じ場所で3回ほどバイトがあったが乗らないまま沈黙。
直リグはシンカーごと食ってしまうのでどうしても食いが浅くなってしまうのか…

日も高くなりコメプラへ移動。

水路に入りボードウォークの切れ目アシ際にドライブクローラをそっと沈めると奥からスーッとでてきてパクリ。
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やっと念願の30up32.5cm。
ホット胸をなでおろす。

しばらく打って対岸へ。
ここはアシが生えているポイントなのでもちろんフリップドムをチョイス。
と、2名の先行者、少し離れたところからなにやら話し声が聞こえてくる、「あの辺は小さいのしかいないよな」。

そんなのは尻目に葦の隙間へフリップドムをスキッピングで滑り込ませてゆく。
すぱぱぱぱーん…

見事に決まったかに見えたドムは足の隙間、水面より上に上がってしまった。
それを優しくほぐしながら軽く煽って外す。
勢い余ってドムが水面に刺さる「じゅぼっ」
ゆらゆら落ちるドム。
と、その瞬間奥からもんどり打って出てきた巨バスがひったくるように食いついた!!おそらく落ちた音に気がついて目の前に見えたエサに反射的に体が動いてしまったのだろう。
ガッツリ口の中に入って奥に戻ろうとした瞬間に電撃鬼フッキング!
あまりのでかさ。
MHバスビートが弓なりに弧を描く。
ラインは信頼のR18、16ポンド、完全にパワーゲームだ。
巻かれるような障害物もない。
一気に引き寄せようとするがなにしろでかい、あちらさんもパワーで圧倒する。
なんとかいなして進行方向にネットイン。
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それまで夢中になっていたがネットで陸に引き上げた瞬間、体中に震えが来た。
なにしろでかい。
サイズは51cm。
苦節4年。初めて釣り上げた50up❗️
感動と興奮とでわなわなする、バスもちすると親指の腹が切れた。
緊張の糸も切れた(笑)

ここまでが今回の琵琶湖釣行のハイライト。
その後も夕暮れまであちこち転戦したが25upのみ30を超える魚体には会えなかった。
しかし本当に満足である。
減水の影響色濃く、ホテルの従業員に聞いても「ここのところ良くないです」との色気ない答え。
そんな中釣り上げた30本以上の25upと32.5、51は本当に貴重な経験だった。
目標の30upでリミットメイクは叶わなかったけど念願だった50upを仕留めたことでわざわざ長駆して琵琶湖まで来た甲斐があった。
自分自身の歴史に残る釣行出会った事は間違いない。

また行こう、秋の琵琶湖へ。

しかしフリップドム。
本当にこのルアーは素晴らしい。
今回の釣果
50up×1
30up×1
ほか、キーパー多数

累計
30up×23
40up×11
50up×1
合計35本