信頼できるルアーを持て | おっさんアングラー哲の釣行記

おっさんアングラー哲の釣行記

40歳を過ぎてからバス釣りを始めたいい歳したおっさんのバス釣りあれこれ。

よく聞く言葉。
「信頼できるルアーを持て」
はて

それって何?

釣った事のあるルアー?

てな感じだった。
でもそれを投げたところで毎度釣れるわけではない。
毎度釣れるなら誰も困らない。
では何?

バサーなら誰しも一度釣れたルアーはまた間違いなく使うだろう、かなりの頻度で。

でも初心者はなぜそれで釣れたのかを考えない。

そして同じものを投げたときになぜ釣れなかったのかを考えない。

そんなこんなしているうちにまた違うルアーで釣れたりする。
そうするとそっちに気持ちがシフトしてしまう。

また同じことの繰り返しだ。

バスが釣れるときにひつような条件はルアーだけではないのだ。
繰り返すようだが様々な条件が重なり合ってバスははじめて口を使う。

重要なのはどんなルアーを使ったかだけではなく、どんな条件下でそのルアーを使ったかなのだ。

信頼できるルアーとは、その釣り場で、その条件で、今投げるルアーはこれしかない!と、思えるルアーのことだと思う。

4年近くバス釣りをやってきてデータを取り続けてきた。

自分が最もたくさんバスを釣ったルアーはソウルシャッド。

どんな条件下だったのか、当時はただ闇雲に投げて釣れたわけだが今考えてみると確かにその条件下ならと思える。

ルアーの謳い文句に「ただ引きで釣れる」というのがあるが、どんな条件下でもただ引きで釣れるルアーなんてない。

でも魚を引き寄せるルアーは確かにある。

それに気づけたのは何度も足繁く釣り場に通い、何個もロストし、坊主釣行を繰り返しながらそれでもわずかなバスを仕留めてきたからだ。

何にでも通用するが百里の道も一歩から。

誰かに教わりながら近道を行けばもっとたくさんの獲物を仕留めたかもしれない。

でも今はこの遠回りが間違いなくそれよりたくさんの収穫をもたらしたとおもえる。