帰国子女を育てられている
元駐在妻ブロガーのBoiさん。
先日の記事、とても共感できたので
シェアしたいと思います。
私も、小さいころ親の都合でアメリカに住んでいました。
いわゆる、帰国子女です。
帰国子女=海外に数年住む=英語ペラペラ
というステレオタイプが強い。
日本に帰国してから、
事あることに
「何か英語しゃべって!」
と言われるし。
「海外に住んでたから英語ペラペラだね!」
「帰国子女枠で苦労なく大学は入れてよかったね!」
と、グサッと刺さる言葉を
言われたことも多々あります。
帰国子女は、
本当に苦労しているんです。
全く知らない土地。
しかも、言葉が通じない。文化も違う。
友達も一から作らないといけないし、
英語と日本語、ダブルで勉強。
日本の子たちが、週休2日のとき、
私は、週5で現地校、週1で補習校でした。
それぞれ、たっぷり宿題は出るし、
さらに、日本語の通信教育もありました。
(↑私はほとんどできてなかったけど。)
子供は適応能力あるから、
と、大人は片づけようとするけど、
子供だって、不安はある。悩みもある。
苦労して、頑張って、英語を取得したのに、
「アメリカに住めてラッキーだったね。」
なんて言われたら、本当に気分が悪い。
「海外いたのに、意外と英語喋れないんだね。」
なんて言われたら、殴りたくなる。
私が帰国子女になってから、
もう四半世紀近く経つのに、
まだまだ帰国子女に対する偏見は残っている。
きっと、わが家の息子たちも
多かれ少なかれ、こういった経験はすると思う。
だから、息子たちとは、
帰国後どのような対応するか
作戦会議をしています。
何か英語しゃべってって言われたときは…
小学生のモーニングルーティンの一つ、
I pledge allegiance to the flag…
を前振りなくやってみようと考えている。
日本で言ったら、
急に「君が代」を歌い出すくらいのインパクト。
アメリカ生活を知らない人にとっては、
何を言っているか分からない。
もう呪文の域だ。
そして、最後に一言。
アメリカは幼稚園児でも言えるよ
と、ニコッと返せばOK。
相手もね、悪気はないと思うんです。
ただ、知らないだけ。
無知って残酷。
イチイチ腹を立てたり、
悲しんだりするよりも、
どう切り返すかを考えた方が賢い。
海外に住むことで、
楽しいことも辛いことも、
たくさんの経験ができているのは確か。
子供たち自身もそれは理解している。
わが家の駐在生活は、まだ続く。
今できることを、
一歩一歩進んでいこうと思います
✥ ブログランキング参加中 ✥
応援のクリックをお願いします
* * * * * * * * * *