※注意!妄想です!BLです!苦手な方はお戻りください。
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Side:O
 
 
 
 
 
N「も ……ら め え ぇ ぇ /// お … く … 突 か ない で ぇ 」
 
 
 
 
 

 バスルームでぐったりさせてしまったカズをバスタオルでくるみ、寝室まで運んだ。
 パジャマ代わりにしているカズのスウェットの下を拝借し、半分意識が飛んでるから声はかけずにリビングに行く。
 
 カズとおれの洗いもんを取り出し、洗濯機にまとめて投げいれスタートボタンを押す。
 

 その後、ぐ っ ち ゃ ぐ ち ゃ に汚 したソファをきれいにし、軽く床をふいた。
 冷蔵庫から水を取り出し、飲みながら寝室に舞い戻る。
 
 
 

 ガチャッ
 

 ドアにもたれかかりながらベッドの上を観察するが、カズが動いた様子は無い。
 
 コンサート終わったばっかだし、当然っちゃあ当然だな。
 まあ、コンサートが無かったとしても、体力のないカズにはおんなじことか。
 
 ちょっとだけ反省しつつ、水を口に含む。
 ベッドに腰掛け、尖った顎を指で持ち上げ口を開けさせながら塞 いだ。
 
 水を分け与える。
 

 ……コク、コク
 
 口 端から零 しながらも嚥 下し、睫毛を震わせた。
 うっすらと瞼が開いていく。
 
 その視線が催促しているように見えたから、さらに水を含んで与えてやる。
 コクコクと飲む勢いが増した。
 

 "欲 しい"って、おれの口 の 中 にまで舌 をい れてくる。
 自分が欲している物がないとわかるとようやく唇 を離した。
 

N「…… ん 、ん ん ……や 、 も っ と ぉ ……」
 

 おれを欲 しがってるわけじゃないけど、その言葉におれのスイッチがはいった――。
 
 
 
 
 
 ……で、冒頭に戻る。
 
 
 
 
 
 ぐ ち ょ 、ぬ ち ょ っ 、
 

 力強く穿 ち、腰 骨 をおれに引 き寄 せながら奥 をぐ りぐ りと抉 る。
 そしたら、もう動く余力もないカズがナ カをき ゅ う う ぅ ぅ ってし めてくんだ。
 
 
 
N「や ら っ 、や ら あ ぁ ぁ /// 」
 
 
 言葉とは裏腹に、カズの 孔 はおれ を離 さない。
 その絶妙なナ カ の加 減を楽しみつつ、乳 首 に吸 い ついて、周辺に紅 い 痕 をつけていく。
 
 
 
N「あ ん っ 、や ……痕 、つ け ないで」
O「えー、じゃあまた今度つけさせてくれる?」
N「だめ ぇ /// 」
O「ちぇ…」
 
 
 ノリで「うん」って言ってくれるかなって期待したけど、見事にかわされた。
 そんなにうまくはいかないらしい。
 
 
 
 だったらせめてもと、胸 以外の場所にも吸 いつく。
 首筋、ニノ腕の内側、腹……、服を着たら見えないであろうギリギリの場所に、鮮 やかな紅色の華を咲 かせていく。
 
 
 
 痕 跡 を残したい。
 少しでも長く残るように、躰 中にたくさん。
 
 外側には無数の紅いシルシをつけ、内側にはおれの 体 液 を注 ぎ 込む。
 
 おれの存在を刻みつけるように、忘れられないように……。
 また、求めてくれることを願って。
 

N「あ ん 、あ あ ……は あ ぁ ぁ ん // 」
O「きも ちいい?」
N「うん // きも …ち ……い 、 い …… ぁ ぁ あ あ /// 」
 
 
 おれを満足させる回答に、腰の揺 れが一 層は げしくなる。
 "あ んあ ん"と喘 ぎをこ ぼし続けるカズの口はさっきから開 きっぱなしだ。
 

 ず ち ゅ っ ! ず ち ゅ っ ! ぐ ち ゅ ん っ ! ぬ ち ゅ ん っ !
 

 おれが腰を打 ちつける振 動で、カズの眦にたまっていた涙がこぼれた。
 
 
 
N「も……ら め 、あした、こえ、で なくな る ぅ ……」
O「だいじょうぶ。みんなコンサートのせいだって思ってくれるって」
N「ばか ぁ /// 」
O「ははっ!……だから、枯 れるまで喘 いでよ」
 
 
 
 
 
 おれの愛しい人は、一晩中甘 く啼 いてくれた――。